一年中暑いシンガポール。
日本をイメージすれば、麦茶ばっかり飲んでいるのかしら!?と思うところですが・・・。
シンガポールに来てみたら、知らない飲み物だらけ。
なのに、どれもポピュラーな飲み物だというのです。
多様な人種構成の影響がここにも現れているのかしら!?
と思いつつ、いろいろ飲んでいます。
今回は、飲み物第一弾。
あまりに種類が多すぎて、全部把握してからブログに載せよう・・という考えは捨て、シンガポール初心者が、最初に体験するドリンク5つの紹介です。
シュガーケーン(Sugarcane)
シュガーケーンジュースは、サトウキビのジュースのことです。
ホーカーセンターの屋台の中には、搾りたてのサトウキビジュースを販売するお店があります。
小さなライムを絞って貰うと、すっきりした味わいが加わり、美味しいです。
ベトナムでも一杯50円ぐらいで飲めました。ヌックミア。
(Photo:ベトナムローカルフーズ)
思い返せば、数十年前のブラジルでも、人気の飲み物でした。
カラマンシー(Calamansi)
カラマンシージュースはライムジュースとも呼ばれています。
日本でライムというと、レモンを少し小さくした大きさで、果肉もグリーンがかったレモン色。
一方、シンガポールのカラマンシーはキンカンほどの大きさで、果肉はオレンジ。
ジュースの色も黄色が濃く出ている気がします。
ライムジュースなので、酸っぱさもありますが、甘味もついていて飲み易いです。
酸っぱいドリンクは、ダイエットに効果があると考えられていたりするので、人気です。
前出の、シュガーケーンジュースに絞るライムはカラマンシーのことです。
バーリー(Barley)
バーリーは白くて、見た目はカルピスの様なドリンクです。
ホーカーセンターやコーヒーショップでは、自家製のバーリーを販売しています。
材料は・・
これを煮込んで作ります。
出来立てのホカホカ(?)または、氷を入れてと、どちらでも飲まれます。
氷砂糖が入っているので、甘味がありますが、炭酸飲料に使われている量よりは少ないのではと、推察します。
大麦のドリンクは、古代中国からある、体の熱を下げる手段だそうです。
その他に、イライラや吹き出物なども抑える効果があり、イギリスでは、強壮剤として病人や体の弱い人に処方されていたそう。
自家製なので、夕飯時に飲もうとしたら、売り切れ・・ということが何度かありました。
スーパーでも売っていました。
バンダン(Bandung)
まるで絵具で色付けしたようなピンクのドリンクは、バンダン。
ローズシロップにミルクを加えたドリンク(甘いです)。
コンデンスミルクを入れたグラスに、ローズシロップを注ぐので、色がとても綺麗。
バラの香りもほんのりします。
人気の要因は、味もありますが、見た目の美しさ。
マレーシア、ブルネイでも人気のドリンクです。
先日、隣のテーブルのカップルが、このピンクのドリンクを3つテーブルに持ってきました。
3人目は、後から来るのかしら?
と思いきや、男性が1人で2杯飲んでいました。
人気のあるドリンクに違いないです!
ABC(Apple Beats Carrot)
ABCジュースは、Apple:りんご、Beats:赤かぶ、Carrot:人参でできたジュース。
ダイエット効果があるということで、ハリウッド発、韓国でも人気。
シンガポールのホーカーセンターにあるジューススタンドでも、ABCジュースを注文できます。
「一日一個のりんごは医者いらず」と言われるりんごに、βカロテンが豊富な人参、どちらも積極的に摂取したい食物です。
ビーツはあまり馴染みが無いですが、貧血に効果があり、免疫系に良いと知られています。
買うものに迷ったら、ABCジュースがいいかもしれません。
家で作る場合は、りんご:人参:ビーツを 3:3:1 の割合で。
飲み物に関しては、
飲み物が全て甘い!と驚き、
こんな入れ物でいいの!?と驚き・・・。
既に何度も驚いているのでした。
そして、甘い飲み物。
シンガポールの国民病、糖尿病にも気を付けたいです。