店舗に入って2時間で申込み 見学から引き渡しまでは1週間

日本帰国

海外から日本に帰国し賃貸契約、そして生活を始めるまでの顛末です。

海外からの転入により特別なことが多かったかというと、思ったほどではありませんでした。
ただ、契約に必要な書類が整わないことで、その代替を許容してくれる相手とのみ契約可能となるので、間口は狭くなります。

 

今は、何をするにも住所が必要であることを、痛感しているところです。

自宅待機が明け、不動産屋さんへ

帰国後の待機期間を経て、自由の身となった初日に、不動産屋さんへ出向きました

不動産屋さんでの様子は、条件に合う物件を不動産屋さんの端末を使って探すという、普通の引っ越し時と同じ手順です。

 

まず、
現在、自分が気になっている物件の検索

次に、
不動産屋さんが利用する物件サイト「ATBB」(at home Business Base)で検索

最後は、
不動産屋さんが利用する物件サイト「レインズ」(REINS:Real Estate Information Network System)で検索

という流れ。
検索した結果、気になる物件が見つかったら、都度、状況確認の電話を入れます。

 

不動産屋さんへ直接行って調べるのが良いという所以の半分は、ATBBやレインズと言ったシステムを利用し、いち早く情報を掴むことができるからというものです。
(もちろん、それらにものらない、不動産屋さん独自の情報もあります)

まずは普通の検索

前日に調べていた、気になる物件は、私も見ていたat homeのサイトを利用し、問い合わせをしてくれましたが、思った通り、全て申し込み済み。

(Photo:at home)

 

そこで、「ATBB」を利用することに。

(Photo:at home)

こちらは、絞り込み条件が手厚いということで、リクエストに近い物件をピックアップ出来る確率が高いということらしいです。

条件に一致し、地図上に表示された物件をクリックして、条件や間取りなどを確認、これならと思う物件については、まず現在の状況を確認します。

何度か繰り返しても見学できる物件は見つからず、探す場所を変えて検索もしました。

不動産屋さんが利用するシステム、参照できる内容はどこで見ても共通なので、訪問している地域以外の情報も簡単に取ることは可能なのです



 

最後に、レインズで検索しました。

ここでようやく、まだ申し込みの入っていない物件に行き当たりました。

(Photo:REINS)

次に見学

急いで見学の予約を入れてもらい、現場に。

 

見学に行く物件は、建設からかなり経過しているものの、リノベーションが入って完成したばかり。
値段や立地諸々考えても、いいのではないかと思えたので、シンガポールにいる夫とラインでやりとりした結果、

 

トゥ
トゥ

申し込みした方がいい!

夫

じゃ、決めちゃおう!

で、申し込みすることを決定しました。

 

ここまで、不動産屋さんに入ってから2時間
驚くほどのスピードで、物件を決めることとなりました。

 

途中お昼の時間帯になっていたので、食事をどうするか聞いたところ、

お昼を食べている間に、他の方に申し込みされてしまう可能性もあるので、このまま申し込み手続きを行います。

と、キッパリ言われました。

 

仲介業の不動産屋さんは、契約に強引な場合もあるから、注意するよう言われていましたが、今回ばかりは、私も同じ気持ちだったので、そのまま申し込み手続きへ。

そして申し込み

私が提出すべき書類は以下でした。

  • 有効期限内の運転免許
  • 会社の在籍証明

運転免許は、住所は古いもので構わないとのころ、在籍証明は、今すぐ渡せるものとしては、出向解除辞令があったので、それを使うことになりました。

 

申込書の提出はその日の内に無事に終了し、あとは審査を待つばかり。

 

二日後には、無事審査を通過したとの連絡があり、やっと住む場所が決まったのでした。

よく見れば、保証会社は「全保連」(海外からの申し込みもOKのところ)
それもスムーズに決まった要因の一つだったでしょうか。

不動産契約

契約は週明け、月曜日でした。

契約で、通常と異なる手順になったのは、

  • 住所の記載を、シンガポールでは無く私の実家としたこと
  • 家賃の口座振り替えは、夫の帰国後に書類提出とする

ということで、対応できました。

 

鍵の引き渡しは、夫の帰国2日

最低限のものを準備し、暮らし始めることになりました。

 

不動産屋さんを訪問してから、家の鍵を手にするまで1週間

なかなかスリリングな週でした。

家財道具の調達

洗濯機や冷蔵庫については、レンタル家電で対応することにしました。

(Photo:かして!どっとこむ)

レンタル対象となる物は様々。
借りる期間も、月単位から年単位まで、バリエーション豊富に準備されていました。

 

家電は処分するのが煩わしかったので、引き取りまでも含まれているレンタルは良いのではないかと考えました。

 

実際に、家に届く家電は、大まかなサイズはありますが、どこのメーカーのどんなデザインのものがやってくるのかはわかりません。

ある意味楽しみしにしています。

住所変更に伴う事務手続き

住所変更に伴う事務手続きは、現在進行形です。

住民票

転居後、14日以内に提出すべき、居住区への転入届ですが、現在はコロナの影響で、14日を過ぎてしまっても大丈夫でした。

私の場合は、但書き、「コロナによる自宅待機」の文字を入れるよう、指示されました。

 

居住先によって、必要とする書類は異なるようで、私が住むことになった区では、

  • パスポート
  • 日本入国のスタンプ

があれば、転入が可能でした。

 

区や市によって、戸籍謄本を必要とするところもあるので、事前確認は必須でした。

マイナンバーカード

海外転出に伴い、失効となっていました。

 

再度、マイナンバーカードを作成するときは、

  • 失効したマイナンバーカード
  • パスポート
  • マイナンバー 用の写真

を区役所に持参して、カードは作り直しとなります。

番号は1人につき、1つ割り当てられたものなので、以前の番号を引き続き使います。

郵便局

旧住所宛の郵便は、実家に転送するよう、転送設定を入れていました。
この転送設定の最終日まではだいぶ先。

あと、半年以上期間が残っていますが、新たに、旧住所から新住所への転送設定を申請します。

 

転送設定は、常に新しい情報で上書きされると教えられました。

運転免許

世帯員分の名前が記載された住民票を持参することで、1人の人がその世帯の人の住所変更が可能です。

全員分の運転免許証を忘れずに!

 

事務手続きに関しては、海外からの転入だからということで特別なことが発生する場面はほとんどありませんでした。

 

それにしても、住所変更もなかなか手間なので、ある意味身辺整理のチャンスなのかと思いつつ、作業を進めています。

それもこれも、住むところが決まったから。

これがもう少し遅ければ、また別な苦労をしていたのかもと思えば、ギリギリのところでしたが、家が決まって良かったなと思っています。

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