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インドのスナック たこ焼きみたいな「パニプリ」とは!?

シンガポール食

注文したはいいけれど、食べ方が分からず困りました。

それが、インド料理の「パニプリ」
インドの人に人気のあるスナックだそうです。

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インドのスナック

リトル・インディアを歩いているときに、気になりました。
ピンポンボールの様な形をした、お菓子みたいなものがお店の端に積まれていました。

(Photo:tasteatlas)

 

その時は、他のことに気を取られ、それが何か確認しないままとなっていました。

その翌日のこと、夕食を食べに出かけたインド料理屋(Yummy Punjaby)に、それがありました!

近所のインド料理屋で注文

メニューの写真に、あの丸いのが載っていました。

 

メニューの名は、「Tangy Puchkas」(ピリッとしたプチカ

添書きには、「6 flour balls filled with tangy, spicy herbal concoction.」(小麦粉で作った6個のボールに、ピリッとした辛さのハーブを詰めました。:訳DeepL)
値段も500円位なので、注文してみます。

 

しばらくしてやってきたのは、こちら。
これはどうやって食べるんだろう?

 

この小さなグラスに入った、濁った汁は、飲んでいいものなのか?

 

見かねたお店の人が教えてくれました。

液体をこのボールの穴に入れるんだよ。

液体はタマリンド

タマリンド:マメ科の植物で、料理の酸味料として使われる他、ピクルスやシロップなどにも利用される果物

 

穴に液体を入れようとするものの、なかなかうまく行かない。
そもそもうまく注げなかったり、ボールの中に入りきらない、あげく、下が破れていて液体が流れ出たり。

手で摘んで口に放り込めば、一口で何とか食べれるものの、液体が垂れてしまうので、スプーンに乗せた状態で口に入れようとするのですが、スプーンと一緒では、大きすぎて口に入らない。

 

もたもたやっていると、再びお店の人が。

液体は全部入れなくて大丈夫だよ。

 

その後は、何とか手で摘んで食べました。

外側はサクサクした食感の薄い皮中にポテトサラダに似たものが入っています。
そして、問題の液体は、少し酸味があります。

プチカとはパニプリのこと

メニュー名に入っている、Puchkas(プチカ)は、ニプリ」のこと。

 

パニプリは、インドの定番おやつだそうで、パニは「水」を、プリは「生地を揚げたもの」。

皮は、全粒粉やセモリナ粉が使われ、油で揚げます。
その中に入るのは、スパイスを効かせた、マッシュポテトや豆、玉ねぎなど。

液体にはタマリンドの他に、ミントやライムなど入っているそうで。

 

近隣諸国にも広がっており、特にネパールでは、女性に人気なのだとか。

近年では、伝統的なものの他に、新しい食べ方も出てきています。
ウォッカやチョコ、アイスクリーム、そしてアボガドなどを入れたものも、登場しているらしいです。

 

コロナ禍でも、通常通りに販売が続けられたという、インドの人にとって人気のあるスナックだそう。

 

 

結局、タマリンドの入った液体は半分以上、グラスに残ったままとなりました。
それだけで飲みたいか・・というと、そういう訳ではなかったので。

 

 

今回、タマリンドを調べてみたところ・・
体にいい効用が多く、積極的に取り入れたら良いものだということがわかりました。

  • 疲労回復効果
  • 腸内環境を整える効果
  • メタボリックシンドロームを予防する効果
  • 新陳代謝を活発にする効果

参考:若さの秘密(タマリンド)

 

タイやインドでポピュラーで、熟した果肉は、甘さより酸っぱさのある干し柿にも似ているらしく、ペースト状にして利用します。

これが、「チャツネ」と呼ばれるインドの調味料に含まれる材料の一つとなります。
カレーのコクを出したり、薬味として使われます。

 

トゥ
トゥ

パニプリと一緒に出てくるタマリンドの入った汁は、嫌いでなければ、そのまま飲んでも良さそうですね。






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