お茶が甘い・・
昼食についてくる缶のお茶が(涙)。
日本では緑茶にしても、麦茶にしても無糖なのに。ご飯と一緒に飲むためのものではないのかしら?
そんな中で、唯一、烏龍茶は甘くありませんでした!
SHN中に提供されるお茶が甘い
まだまだシンガポールでSHN(Stay Home Notice)中です。
昼食には必ず缶のお茶がついてくるのですが、8割が加糖タイプです。
何故〜。
ご飯時に飲むなら無糖がありがたいし、部屋から一歩も出られない環境の中、余分な糖分は困ります。
・ジャスミン茶
・レモンティー
とにかく甘い。
菊花茶は、日本ではほとんど飲む機会がないですが、中国や東南アジアでは広く親しまれているお茶のようです。
お茶と言いますが、茶葉は使われておらず、食用の菊の花を乾燥させたものです。
漢方としても利用されており、成分としてはビタミンAが多く含まれていることから、疲れ目に効果があり(パソコン作業の多い現代の人にはいいお茶ですね)、また、ポリフェノールも含まれていることから老化防止の効果も期待できるそうです。
そして、カフェインレスなのもいいですね。
菊花茶には花の苦味があり、甘味はそれを和らげる目的もあるようです。
ジャスミン茶は、茶葉にジャスミンの花の香りをつけたお茶です。
最近はペットボトルで売られているのも良く見かけます。
その効用はなんと言ってもリラックス。
キンモクセイと同じモクセイ科に属するジャスミンを香り付けに使います。花を何度も入れ替えて香りをつける、まさに、花の香りを楽しむお茶です。
使われる茶葉は種々あるようですが、新芽のみを使ったお茶は高級で、コロコロと丸まったものと針のように尖ったものとがあり、香りを楽しみながら何煎も入れて飲むのが正しい飲み方。
(重慶のお茶屋さんで、いいジャスミン茶を振る舞ってもらった時、何度も注がれたんでした・・。)
また、良いジャスミン茶は茶葉に花が混じっていないそうです。購入するときに、ちょっと気にしてみるのもいいですね。(参考:美味しいジャスミン茶と出会うために)
(写真はイメージです。実際の新芽で作られた茶葉はどちらも白っぽくなります)
ジャスミン茶に糖分をいれる理由は・・・わかりません。
思えば、しょっぱいお茶があった
ここ一週間は甘いお茶に悩まされていましたが、思い出しました!
しょっぱいお茶でどうしようと思った過去を。
これまた遥か昔、中国、内モンゴル自治区フホホトからさらに小型バスで移動すること2時間近く、「内モンゴルの草原でパオに一泊する」ツアーに家族で出掛けた時のことでした。
行った先のパオに住むお母さんが、熱いミルクティーを作ってくれました。
真っ黒なタオルで食器を拭いているのが気になりましたが、飲みました。
しょっぱっ!!!
なんと、塩味のミルクティー(涙)。美味しいだろ、という顔でこちらを見ています。頑張って飲みました、全部。
羊やヤギの乳で作ったミルクティーに、岩塩で味付けです。遊牧民の野菜の取りづらい生活では、ビタミンを含む栄養補給の役割もあるそうです。
使われるお茶は団茶と呼ばれる固められたお茶で、見るからに、持ち運びしやすそう。
アジア圏は甘い
アジア圏を旅行して、ペットボトルの緑茶を買うと、甘いです。
シンガポールにマレーシアやタイも加糖です。韓国も甘かったような。ペットボトルのお茶には砂糖と決まっているのでしょうか?
ベトナムも緑茶を飲む習慣がありますが、家で飲む時も、カフェで飲む時も糖分は加えません。でもペットボトルだと加糖。
温度の問題? 温かいお茶でも甘くするところは多いです。
中国の八宝涼茶は氷砂糖が入っているし、インドのチャイも最初から砂糖が加えられています。
習慣の違いなのでしょうか。
海外ではペットボトルのお茶は食事を目的とはしておらず、それ単独で飲むのが正しいのでしょうか。
烏龍茶は甘くない
昼食についてくる缶のお茶で、唯一甘味がついていないのは「烏龍茶」です。
ウィキペディアを見ると、中国でペットボトルの烏龍茶が発売された当初は加糖のみだったのが、今は無糖も普及しているそうです。
アジアでペットボトルのお茶といえば、加糖という共通認識があり、嗜好もそれがスタンダードなのですね。ただ、烏龍茶は、食事時に一緒に飲む機会の多い飲料だからでしょうか、今は無糖もかなり普及しているようです。
私の昼食についてくる加糖のお茶は、食後のコーヒーのようにお茶だけで味わうっていうことですね、きっと。
そう言えば、新型コロナに関して、お茶の記事が出ていました。
市販のお茶で「新型コロナを無害化する効果が確認された」って。