庶民的な商店街の中にある、庶民的な雰囲気のパン屋さん。
そこで売られているのは、フランスのパン職人さんが作ったようなパンでした!
Farrer Road(ファーラーロード)の Bakery Brera(ベーカリーブレラ)は、評判通りのパン屋さんでした。
地元密着型のパン屋さん
シンガポールのベーカリーをネット検索すると、パン屋さん紹介記事のベスト10に、必ず入っているのではないかしらと言うお店です。
観光客は決して行かないであろう、住宅街の中の、マーケットの隣にあるパン屋さんです。
(強いて言えば、シンガポール植物園が近いです)
自宅からはさほど離れていないものの、行く機会が無いと思っていました。
が、最近、生鮮品の調達にバスを利用して市場へ出かけたりしているので、今日はこちらのマーケットへ行きつつ、パンも調達することに。
目指すマーケットは、「Empress Market」。
パン屋さんは、「Bakery Brera & Fine Foods」。
(パン屋さんはこのHDB:公団住宅の1階)
Bakery Brera & Fine Foods
「Bakery Brera & Fine Foods」は、ファーラーロードに面したマーケットの、裏側にあります。
お店のHP。
フランスや日本の上質な小麦粉を使った焼きたての職人パン(サワードウ、プレファム、全粒粉など)を提供しています。また、最高級の素材を使用したペストリー、タルト、ケーキなどもご用意しています。(訳:DeepL)
平日の午前中、お客さんの列は外にまで出ていないものの、小さな店内には会計待ちの人を含め4人。
狭いお店ですが、パンに焼き菓子にケーキに、アロマテラピーのオイルまで売っていて(これは謎です・・)、かなりの活気に溢れた様子。
レジのすぐ脇には、パン作りの厨房(仕切りなし)。
発酵中のパンがラックに乗っている&オーブンには焼き真っ最中のパンが。
私的には微笑ましい光景ですが、日本のパン屋さんを思い浮かべると、ちょっと衛生面など気になってしまうかもしれません・・。
限られたスペースで、様々な種類のものを販売していますが、働いている人の無駄の無さには、好感が持てました。
シンガポールでは見た事のない素早さで、パンの補充に、トレーの掃除、お客さんのサポートと次から次へと作業をこなしていました。
結局、クロワッサンとバゲット、クラフィンを購入です。
(クロワッサン S$3.5 バゲット S$4.2 クラフィン S$5)
得意なのは「クラフィン」
こちらのお店で買うべきパンの一つが、「クラフィン」。
クロワッサンとマフィンをくっつけた造語です。
見た目はマフィンですが、生地がクロワッサンのように層になっています。
こちらのお店では、色々な種類のクリームを中に入れて、ケーキのように販売しています。
(Photo:Bakery Brera)
- 抹茶
- レモンカード
- フェレロ・ロシェ(ココアヘーゼルナッツの味でした)
- 塩キャラメル
- ピーナツバターとジェリー
クラフィンは、日本でも5年ほど前に紹介され、流行りかけたようですが、食パンブームのような大きな流れにはならず。
見た目は可愛いし、味もバリエーションがあって女子受けは間違いなさそうですが、作り手側の作業負担がなどから、あまり広がらず・・だったのでしょうか。
私が買ったのは、フェレロ・ロシェ。
天辺にヘーゼルナッツが乗っかり、中にはココアヘーゼルナッツクリームが入っています。
あのチョコがモデル。
(Photo:Ferrero Rocher)
疲れた時に食べたい、ケーキの様なパンでした。
買って来たバゲットでサンド
バゲットはと言うと、焼き温度が高いのでしょうか、クラスト(パンの外側部分:ミミ)は厚めで色が結構付いています。
クラム(パンの内側)はしっとりで、気泡が大きく入っています。
フランスで買うフランスパンに、近いのではないでしょうか??
本場のバゲットサンドは、レタスにチーズにハム、マスタードをたっぷりつけてピクルスと一緒にと教わりましたが、家にあるものでサンドにして、いただきました。
ここから、1キロいかない先には、私が好きなパン屋さんもあります。