
量が少ないのね。
新型コロナワクチンのブースターショットを受けてきましたが、モデルナの場合、従接種していた量より少ない注射でした。
おかげで、副反応もそれ以前と比べると、軽くて助かりました。
予約登録
3回目のワクチン接種が可能な時期となると、MOH(シンガポール保健省)よりSMSが送られて来ます。
その中に予約サイトへのリンクがあるので、アクセスし、
- 接種会場
- 接種日時
を登録します。
登録が成功すれば、確認のSMSが送られて来ますので、接種当日の会場入り口で見せます。
ワクチン接種当日の流れ
当日は、午前中の早い時間で予約を入れていました。
待ち時間はほとんどなく、スムーズに進みます。
会場には若い人からお年寄りまで幅広い年齢層の人が接種に来ており、2回目接種者と3回目接種者が混在している感じ。(前回は同年代の人またはお年寄りばかりでした)
当日の会場での流れは、これまでと変わらず。
以下タイミングでの応答が必要でした。
- 注射前の問診
- 本人確認
- 接種時
- 接種後待機と注意事項の説明
質問される内容は、以前とほぼ同じでしたが、ちょっとづつ違うところも。
注射前の問診
予約した時間がありましたが、以前のように、時間で座る場所を分けることはしていませんでした。
(現在は、予約なしでもワクチン接種が可能です)
案内された椅子に座ると、早速ヒアリングを受けます。
- 前回接種したワクチンの種類
- 2回目を接種した日にち
- その時の副反応
- 24時間以内の間の体調
- これまでのコロナ感染歴
- ホームリカバリープログラムやヘルスワーニング経験
- 14日以内に何かのワクチンを接種
- 持病(血液サラサラの薬を服用している・癌治療中・臓器移植しているなど)
簡単なメモ用紙にヒアリング結果が記入され、次の場所で見せるようにと渡されます。
本人確認
注射の前の本人確認です。
指定された席に座り、以下応答します。
- IDカードを提示
- 緊急連絡先の電話番号と名前、その人との関係
- 看護師さんに渡すシールの記載内容確認
今回は、緊急連絡先の電話番号と名前など聞かれました。
接種時
- 前回の副反応について
- どちらの腕に打つか
- ワクチン接種量について説明(これまでより少なく打ちますよ)
こちらも3回目だからか、看護師さんからの細かい説明は特になく。
以前は、各接種ブース毎にカーテンが引かれていましたが、今はもう開けたまま。
みんな慣れっこになっている?
肝心な注射はと言うと、チクッとする痛みを覚悟していましたが、

え、もう打ってたの?
みたいな感覚でした。
接種量が少なかったことも、そう思った一因でしょうか。
とにかく、何も感じず痛みも無し。
(注射が上手な方だった!?)
手際良くテープを貼ってもらい、番号札を渡され待機場所へ移動します。
接種後待機と注意事項の説明
指定されたイスで番号が呼ばれるまで待機します。
30分の経過後、自分の番号と係の番号がコールされます。
- 係の人にIDカード提示
- 現在の体調に問題は無いか
- 今後2週間控えた方がいい運動についての説明
避けた方が良い運動 |
水泳・サイクリング・ランニング・ウエイトリフティング・野球などの対戦競技・ |
やっても良い運動 |
ストレッチ・ウォーキング・家事 |
- 証明書の配布
ワクチン接種直後の副反応についての説明は、ここを読んでくださいぐらいの簡単なものでしたが、2週間の間控えた方が良い激しい運動について、はしっかり説明がありました。
(若者に多い、心筋炎への警戒が以前より強まっているようです)
そして解放。
今回はマスクの配給などはありませんでした。
(マスク貰いすぎて、ストックがかなりあります・・。そう言えば、来年またマスクをもらえます。)

接種後の副反応について
1・2回目と比較し、副反応は軽かったです。
【当日夜】(接種は午前中)
夕方から腕に軽い痛み
夜中に頭痛 → 頭痛薬イブを飲む
【翌日】
引き続き軽〜い腕の痛み(夕方には解消)
ワクチンの接種量がこれまでと比べて半量になっていることで、副反応の症状も軽かったのでしょう。
二日、寝込んで良いようにと準備(?)していましたが、不要でした。
変異種オミクロンへの対応
ここに来て、「オミクロン」(南アフリカ由来の新しいコロナ変異種)が生まれ、世界中を揺るがしています。
感染力が強かった「デルタ」より、さらに感染力が強い種。
ワクチン先進国のイスラエルでは、いち早く全外国人の入国を禁止(14日間)。
日本も海外からの入国を禁止しましたね。
入国規制
シンガポールでは、 ボツワナ・エスワティニ・レソト・モザンビーク・ナミビア・南アフリカ・ジンバブエに、過去14日間の間に滞在していた人の入国を禁止し、入国時の検査体勢を強化しています。
11月28日には、リー・シェンロン首相がオミクロンについて、公に発言をしています。
“We are tracking this very closely. We are not sure yet, but we may well be forced to take a few steps back again, before we can take more steps forward.”
(我々は、この状況を非常に注意深く見守っています。まだわかりませんが、一歩前進する前に、再び数歩後退することを余儀なくされるかもしれません 訳:DeepL)
止むを得ないとは言え、VTL(*)で入国時の隔離なしで行き来が出来る国が増えている中、再び我慢の時が来てしまいそう。
(*)VTL:Vaccinated Travel Lane(ワクチントラベルレーン)
ワクチン接種済みの人を対象に、隔離なしでの入国を認める仕組み(二日前までのPCR・到着時PCR結果が陰性であること)
【VTL適用国】
現在適用されている国 |
オーストラリア・ブルネイ・カナダ・デンマーク・フランス・ドイツ・イタリア・ |
11月29日から |
インド・インドネシア・マレーシア・フィンランド・スェーデン |
12月6日から |
カタール・サウジアラビア・アラブ首長国連邦 |
12月14日から |
タイ |
12月16日から |
カンボジア、フィジー、モルディブ、スリランカ、トルコ |
UPDATES ON BORDER MEASURES FOR TRAVELLERS AND EXTENDING VACCINATED TRAVEL LANES
日本が対象になるのはまだ少し先でしょうか・・。
ワクチン
従来のワクチンを打って来たばかりですが・・
オミクロンに効果のあるワクチンの開発が、すでに始まっています。
前回の投稿で、モデルナのブースターショットについては、接種量が少ないと書きましたが、感染力の強いオミクロンに対応するためには、全量投与を推奨に変わるかもしれません。
また、ファイザーのCEOは11月29日、100日以内で、オミクロンに対応した新しいワクチンができると、アメリカでのインタビューに答えています。
「T細胞」にも期待です。
新型コロナウイルス感染症の重症化を防ぐT細胞を同定