シンガポールの主食はお米と麺でしょうか。
では、パンは?
結構、みんな食べているよね!?
スーパーのパン売り場の広さから見て、間違い無い気がします。
「3」の付く日のパンの話は、国内パン売上トップの「ガーデニア」。
(このパンが最も売れているパンです)
その中でも、全粒粉入りのパンはメーカーが力を入れている商品のようです。
全粒粉パンは血糖値が気になる人や、グルテンの摂取量、カロリーも減らしたいと思っている人にピッタリのパンです。
機会があれば、是非一度トライを。小さいサイズでの販売もありますよ。
不動産エージェントのお勧め?
夫がシンガポールに入った時は、自宅でSHN(Stay Home Notice)でした。
賃貸契約後、初めて家に入るタイミングで、家具付きではありましたが、生活に必要なものや食料品も何一つ無い状況で、家から一歩も出てはいけない二週間の生活に入りました。そんなこんなで、事前に不動産エージェントに必要と思われるものを買い揃えてもらっていました。
その中に、緑の「ガーデニア」のパンが入っていました。
パンを買っておいてとお願いしたわけではなかったので、多分、彼女のお勧め(?)だったのでは無いかと。
食べた夫の感想は。
美味しい❤️
棚の中央にあります
スーパーに出かけると、パンエリアは日本より遥かに広く取られている気がします。
その様子を見ると、シンガポールの人は日本人よりパンを食べる機会が多いのでは?と、想像するのですが、その中でも中央に鎮座しています。
「ガーデニア」
(隣もパンの陳列棚です)
びっくりするぐらいたくさん種類があります。
ガーデニアが販売しているパンの種類はサンドイッチパンだけでもサイズ違いを合わせて10種類。すべての種類を合わせれば50種類以上ものパンを販売しています。
その中の、全粒粉入りパンの小さいサイズを購入してみました。(全粒粉を60%使用)
普通に美味しかったです。
噛み締めることで味が出てきます。
これも好みですが、噛みごたえがあって、食事に向いている気がしました。サンドイッチパンなので、しっかりした味付けの具材でサンドイッチにするのも良さそう。
イギリスの人も好き(?)かもしれません。
カリカリに焼いてからバターを塗れば、香ばしさがより感じられるパンです。
(全粒粉が入っているので少し茶色いパンです)
そうは言っても、今の日本の食パンブーム。
そんなパンに勝るものは、そう無いです・・が正直な感想。完全に、自分の好みの話になっていますが。
シンガポール国内売上トップのパンブランドです
「ガーデニア」のサイトを見ました。
QAFグループが手がけるパンブランドの一つで、シンガポールでは、国内のパンの売上トップ。
このブランド名で、マレーシア、フィリピン、タイ、オーストラリアでも子会社などを持ち、東南アジアで広く販売されています。
特徴としては三つ。
- アメリカの製パン方式でパンを作っている
- 全粒粉入りのパンに力を入れている
- パンを自販機で販売している
- アメリカ式の製パン
アメリカの方式と聞けば、サンドイッチパンなのは納得です。
海外で食パンと言えば、大抵はこの薄くスライスされたもの。こちらがグローバルスタンダード。日本は独自のパン文化が、花開いているのでしょう。
- 全粒粉
全粒粉は、小麦のふすまや胚芽も一緒に粉にしたものです。
普通の小麦粉は胚乳部分だけを粉にしているので、色が白いですが、全粒粉にはふすまも入っているので、薄茶色になります。
このふすまや胚芽にはビタミン、鉄分そして、食物繊維が豊富に含まれています。
その効果と言えば、
・コレステロール値の抑制
・血糖値の上昇抑制
・便秘解消
などです。
さらに、胚乳以外が含まれることにより、グルテンが普通の小麦粉だけで作るパンに比べ少なくなります。小麦アレルギーが気になる人は全粒粉のパンを選択です。
もう一つありました、同じ大きさの白いパンと比較すると、カロリーも若干低いです。
- 自販機
24時間、雨でも晴れでもいつでも美味しいパンを食べられる様にと願って、開発された自販機です。
マンションや企業、団地などに設置されているそうで、パンの補充は毎日。
自販機用のプロモーションもやっている様なので、お得になることがあるかもしれません。
自販機は見たことないけど、「ガーデニア」ってもしかしてすごい!?