シンガポールで良く食べられている、プチプラのローカルスイーツ。
家の近所で買えるものを中心に、これまで食べたいくつかを紹介します。
どこでも手軽に買える
MUAH CHEE(ムーチー)
お餅にピーナツやゴマの粉をまぶしたおやつです。
味は日本のきな粉餅に似ています。
注文すると、その場でピーナツの粉に熱々のお餅を投入し、食べやすい大きさにカットして包んでくれます。
(炊飯器の中はお餅です)
手のひらに乗るぐらいのサイズで、150円程度。
我が家でも時々購入しますが、美味しいので、翌日まで残っていたことはありません。
ムーチーのお餅は、もち米粉と水を練り合わせて作るので、非常に滑らか。
白玉の方が、より近いかもしれません。
Queensway Shopping Centre内の、以下2店で買えます。
- Queensway Famous Curry Chicken
- Queensway Lau Tan Tutu Kueh
パンダンワッフル
パンダンリーフ(*)で色と香り付けした、ワッフルです。
ローカルのワッフル店を結構見かけますが、家の近所では、生地自体がプレーンなワッフルは見かけません。
パンダンワッフルに加え、
- そのまま(プレーン)
- バター
- カヤジャム
- チョコレート
- ブルーベリージャム・・
と追加オプションも提供されています。
ワッフル自体に甘味がついているので、バターの塩気をプラスすれば、しっかりおやつです。
出来立てのワッフルを渡されるので、出来ることなら食べ歩きたいのですが、こんなご時世なので、家に持ち帰ります。
その場合、もたもたしていると、蒸気で焼き立てのカリッと感が失われてしまうので、超特急で帰ります。
(*)パンダンリーフ
豆花(トーファ:Beancurd)
豆乳で作ったプリン。
台湾でも人気のデザートです。
大豆は、特に女性が積極的に取るのが良いとされている食品です。
豆乳は大豆イソフラボンが含まれ、ポリフェノール化合物の一種で、「植物由来エストロゲン」と呼ばれることもあり、体内で女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをし、これが骨粗鬆症予防効果、抗動脈硬化作用、更年期障害の緩和など健康にいいとされている。
From Wiki
美味しい上に、体にも良い、ありがたいデザートです。
こちらも、シンガポールでは良く食べられるので、ホーカーセンター(屋台街)では必ず豆乳を扱う店舗がありますし、駅のスタンドやモール内には、豆乳のチエーン店が入っていることも多いです。
(冒頭写真の豆乳プリンを買ったお店)
(Tiong Bahru Teck Seng Soya Bean Milk)
豆乳デザートは、どれもお財布にも優しいです。
暑い国はやっぱりアイス
チェンドル
昼食の後から夕方にかけては、かき氷のお店が賑わっています。
その中でも、緑の海藻の様なもの「チェンドル」が入ったかき氷が人気。
(豆に、複数のシロップがかかったかき氷は、アイスカチャン。)
この、海藻みたいなものは、パンダンリーフで色&香りを付けられた緑豆とお米の粉から作られるゼリーです。
チェンドル以外に、小豆やコーンクリームも乗っていて、ボリュームもあります。
ホーカーセンターなど、屋外で食べるなら、ゆっくりしていてはいけません。
急がないとどんどん溶けます。
フローズンヨーグルトのYole(ヨール)
健康を気にしながらも甘いものを食べたいのなら、Yole(ヨール)。
スペイン発のお店ですが、シンガポールを中心に、東南アジアに店舗を広げつつあります。
砂糖無添加で、低カロリーなどを前面に打ち出したフローズンヨーグルトのお店です。
これまでのデザートと比べると、お値段は倍以上になりますが、見た目の華やかさはそそられるものがあります。
こちらの店舗だけでなく、コンビニで販売していたカップを購入しましたが、店舗で絞り出してもらったフローズンヨーグルトとは、食感や風味がちょっと違いました。
こちらは、店舗で絞り出されたて(?)を、味わいたいです。
アボガドドリンク
デザートよりは、ドリンクの部類に入るのかもしれませんが、アボガドドリンクもローカルの間で人気です。
近所のジューススタンド、アボガドを求める人の行列が。
冷たくて、甘くて濃厚なアボガドドリンクは、飲料というより、アイスシェークに近いので飲んだ時の満足度はかなりです。
こちらもデザートとして紹介します。
買い置きはマグナム
アイスの話をするなら、これを書かねば。
日本でご褒美アイスなら、ハーゲンダッツ。
シンガポールなら、マグナム。
マグナムは、ユニリーバグループが提供する、アイスのブランドです。
世界で見ると、ハーゲンダッツより売れているアイスブランドで、ベルギー産のチョコをふんだんに使った、濃厚なアイスです。
我が家では、一番飽きのこない、ミニサイズのアーモンドを時々購入しています。
(60ml 6本入り 1,000円定価)
近所のスーパーで、マグナムが売り切れで買えなかった時に、残念!と、思いながらハーゲンダッツを買う・・感じです。
シンガポールのお土産にお勧め
リトル・インディアに本店のある、L.E. Cafe。
パイナップルタルトでは、必ず上位に出てくるお店です。
日本へのお土産ではないですが、先日リトル・インディア へ出かけた際に、自宅用に買いました。
タルト生地の中に、パイナップル餡がぎっしり詰まっています。
周りのタルト生地がサクサクで、他で食べるものとは明らかに違うのです。
購入時にも注意されますが、飛行機移動が有る場合、潰れてしまう恐れがある為、スーツケースに入れたらいけないそうです。
その割に、賞味期限が6週間もあるところが、本当かしら?と気になるのでした・・。
自宅用で言えば、豆乳のタルトも美味しいので是非。
冷たーくして、いただきますよ。
ちょっと残念に思っているもの
勇んで買ったものの、想像とちょっと違って残念に思ったデザートもありました。
それは、エッグタルト。
エッグタルトの発祥はボルトガル。
ポルトガルの植民地だったマカオは、その流れを受け継ぎ、タルト部分はパイ生地を使い、中身は、焼き目のついたカスタードクリームです。
そんな見た目のエッグタルトをマカオ式エッグタルトと言います。
マカオ式じゃないのは、香港式。
こちらは、外側がクッキー状のタルト生地で、中身はプリンに似た焦げ目のないクリームです。
(Men Wah Bing Teng)
マカオ式のエッグタルトが大好きな私は、この美味しそうな焦げ目に引かれ、二回ほど買ったのです。
どちらも、中身はクリームというよりプリンに近く、外側のパイ生地もその重さと湿り気で、底のサクサク感が失われてしまっていました。
美味しいと評判のお店ならば、マカオで食べた様なエッグタルトなのかもしれませんが、近所のは違うことがわかり、それ以来、購入できていないのです・・。
オーチャードの周辺ならば、見つけられるのでしょうか??
今回は、シンガポールで食べる、プチプラデザートの紹介でした。