茹ですぎちゃダメ!
と、念を押されて買った謎の豆。
その正体は「うずら豆」でした。
市場でおすすめされたもの
市場の野菜売り場で、お勧めされた野菜があります。
これオススメだよ。
どうやって食べるの?
お湯で、数分茹でればいいよ。
それ以上茹でたらダメだからね!
2,3分よ!
というやり取り(多分)で、買って来たのがこちら。
一瞬ギョッとする見た目。
触るのすら、ちょっと気持ち悪い感じ!?
マメ科の植物で、サヤを剥くと、こんな豆が出て来ます。
これを、塩を入れたお湯で数分ゆでれば、美味しく食べれるらしいです。
謎の野菜の正体はうずら豆
お店のおばちゃんに茹でるよう言われたものの、その前にネットでも調べてみました。
サヤに特徴のあるこの豆は、「うずら豆」。
公益財団法人日本豆類協会のHPにはこう書かれていました。
うずらまめは、豆の形は円筒形、表皮は淡褐色の地に赤紫色の斑紋が入ったいんげんまめで、その名は種皮の模様が鶉(うずら)の卵に似ていることに由来します。
今日の主な産地は北海道の十勝、上川、石狩地方です。
うずらまめは、煮豆や甘納豆の原料として用いられています。
生のうずら豆を見たことがなかったので驚きましたが、実は普段の生活で口にすることも多い豆で、未調理の豆の多くは、乾燥豆で販売されています。(これは、見たことありました)
日本では和菓子や餡子、煮豆に甘納豆など、甘い味付けにして使われることが多いですが、海外では、煮たり焼いたり、サラダにしたりと、幅広い用途で日常的に使われています。
(イギリスの朝食では、必ずついていた気がします・・)
うずら豆の栄養成分で優れている点は、この3つ。
- 亜鉛
- ビタミンB2
- 食物繊維
100gで換算すると、
亜鉛は、ほうれん草の倍以上、
ビタミンB2は、同じくすだちの倍、
食物繊維は、ゴボウの3倍近く
あるとのこと。
(食物繊維は生の豆より、乾燥豆の方が増加するそうです)
大豆製品だけではなく、豆類全般、積極的に摂取したい食物でした。
調理方法と食べ方
早速、茹でてみました。
豆についていたピンクのマダラ模様は消えてしまい、代わりに全体が薄いピンクがかった色に。
サラダに使ってみました。
あとは、野菜スープに。(下に沈んでしまいました・・)
スープは、コクと食べ応えが加わり、サラダにするよりも美味しかったです。
生の豆を豆ご飯にするのも、豆がホクホクになって美味しいと書かれているのを見ました。
豆ご飯好きな人ならば、好きかもしれませんね。
シンガポールで初めて見かけたのは、5月ごろでしたが、その頃と今の季節、市場で生のうずら豆を買うことが出来るようなので、話のネタに見かけたら一度買ってみるのも面白いです。