単語が分からなくて、メニューを読み解くのが難しい・・
何度か近所のインド料理屋に出かけた結果、メニューをどう見たらいいか、やっと分かった気がします。
備忘も兼ねて、インド料理初心者向けのメニュー解読講座として、ここにまとめることにしました(笑)
とは言っても、本当に基本的なことが分かっただけなので、最低限の注文ができるようになる程度のレベルです。
インド料理のメニューは難しい
インドの国土は日本の 約9倍。
オーストラリアに続く、世界第7位の広さです。
当然、地方によって言葉や料理に特徴があります。
我が家の近所にあるインド料理のレストランは、インド北部 パンジャブ地方の料理店です。
一応前置きをしましたが、方言などの違い以前に、そもそもの料理名や食材、調理方法は、英語読みとなったところで、なんのことやら理解は難しかったのです。
そんな中でも、何度か通った結果、

メニューの内容が、少し理解できたかも!
という気になった、今日この頃。
これだけ理解していたら、インド料理の注文をなんとか出来る、最低限の内容をまとめてみました。
大前提
インド料理の全てのメニューで、大前提となる分類があります。
- ベジタリアン料理
- ノンベジタリアン料理
この二つです。
インドは住民の 30〜40% がベジタリアン(菜食主義)だそうです。
ヒンドゥー教やジャイナ教の基本の教えに、非暴力・非殺生があり、カースト制度のように、菜食主義のレベルも生まれた家系で決まっているそう。
そんなことから、メニュー表にもベジタリアン料理なのか、そうで無いのかが、わかりやすく記されています。
(グリーンの丸がベジタリアン、赤はノンベジタリアン料理)
食材
料理に使われる食材です。
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ダル(Dal) |
豆 |
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マター(Mattar) |
グリーンピース |
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パニール(Paneer) |
チーズ |
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サグ(Saag) |
ほうれん草や菜の花 |
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チキン / マトン / ラム / ヤギ |
肉 |
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魚 / エビ(Prawn) |
魚介 |
これらは全て、カレーの具材としてもメニューに載っています。
調理方法
食材の調理方法です。
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タンドリー(Tandoori) |
インドの壺窯、タンドゥーリで焼いたもの |
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ティッカ(Tikka) |
骨なしで小ぶりにカットされているもの(調理はフライパンなど) |
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ケバブ(Kebab) |
ひき肉をハンバーグの様にして串に刺して焼いたもの |
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ラップ(Wrap) |
クレープの様な薄いナンで具材を包んだもの |
ここまでの二つの組み合わせだけでも、料理が分かってきます。
例えば、こんな感じです。
- タンドリー チキン → インドの壺窯で焼いた骨付きの鶏肉

- フィッシュ ティッカ → タンドリーチキンの味付けで、骨なしのお魚

- 野菜とシシケバブのラップ → 野菜とラムひき肉入りのナン包み

味付け
調理方法で記載した、タンドリーは、私たちにも馴染みがありますが、これ以外にも味付けの単語があります。
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タンドリー |
ヨーグルトと香辛料を合わせたタレ |
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ブラックペッパー |
黒胡椒 |
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ハリヤーリ(Haryali) |
パクチーやミント、ホウレンソウなどを合わせたグリーンのソース |
タンドリーという単語には、ほとんどの場合、調理方法と味付けの両方の意味が含まれています。
- ブラックペッパーチキンティッカ → 骨なしの鶏肉の黒胡椒味

カレーの種類
カレーには、食材の違いだけでなく、ルーの違いがあります。
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マサラ(Masala) |
複数種類合わせた香辛料のこと。 |
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カストリメティ(Kasoori) |
フェヌグリークという香辛料の葉。 |
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カダイ (Kadai) |
中華鍋の様なボール状の鍋のこと |
これらの違いを舌で判別するのは、私には難しいです。
同じタイミングで食べ比べをしないと・・・
- マトンケバブマサラ → 羊の串焼きカレー

- チキンカストリ → チキンのカストリメティ入りカレー

- チキンカダイ → 鍋のチキンカレー

(前の二つのカレーと違い、取手がついた小さな中華鍋風の器で出てきます) - サグ → ほうれん草のカレー

付け合わせ
付け合わせで出てくるものも、どう食べたらいいのか難しいです。
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ライタ |
ヨーグルトのソース |
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アチャール |
玉ねぎやにんじん、きゅうり、唐辛子などの野菜を塩、スパイスで漬けこんだピクルス。 |
アチャール(右)は、いつもこの三点セットの薬味入れで出してくれます。
どの薬味も、どう食べていいか戸惑う感じで、あまり手は付けません・・。

インドの主食
インドの主食と言えば、「ナン」と「サフランライス」が思い浮かびます。
しかし、これら以外にも、メジャーなものがあリました。
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ナン(Naan) パン |
タンドゥーリ(壺窯)で焼いた平たいパン |
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ロティ(Roti) パン |
平たいパンの総称 |
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プラタ (Paratha) パン |
バターをオイル状にしたもので生地に層を作り鉄板で平く焼いたパン |
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ビリヤニ(Biryani) 米 |
香辛料を加えた肉や野菜を炊飯の途中で加えて作る炊き込みご飯 |
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プラオ(Pulao) 米 |
ピラフ |
パンは、どれも見た目が似ているのですが、ナンは油を使わず焼き上げられるので、カロリー的には低いと思われます。
それぞれ、ガーリック・オニオン・チリ・チーズなどの味変で注文できます。
(上:オニオンプラタ 下:ガーリックナン)
お店では、お米もよく食べられている様に見受けられます。
それにしても、お米にもずいぶん種類があるのだと驚きます。
このお米は、一粒一粒が細長く、パラパラしていて粘り気はありません。

バスマティという、香りのあるお米です。
デザート
デザートの注文が、一番難しいかもしれません。
インドの呼び名で書かれていて、どんなものか、ちっとも想像できないのです。
初めて頼んだデザート、「Kesar Pista Kulfi」。

驚きの見た目でしたが、チャイを固めたようなアイスで、美味しかったです。

その驚き体験のほとぼりが覚めた頃、別なのにチャレンジしてみました!
「Shahi Tukda」。
こちらも、ポピュラーなデザートの様ですが、運ばれてきて、また驚いてしまいました。

食べてみると、揚げた食パンに、練乳の様なソースがたっぷりかかったデザートでした。
ソースにはアーモンドが入っていて、食感のアクセントになります。
ただ、どう見ても食後に食べるにはハイカロリー・・。
インドのデザートは、いろいろな面で難しいです。
ドリンク

飲み物についても簡単に。
- ソフトドリンク
日本人にも馴染みのあるインドのドリンクの一つ、ラッシー。
甘いイメージでしたが、Salted(しょっぱい)タイプのラッシーが存在しました。
Saltedと付ければ、甘く無いラッシーを注文できます。
- ビール
インドのビールと言えば、キングフィッシャー(ハチドリ)。
インド国内で最も高いシェアを占めています。柔らかい口当たりで飲みやすいそうです。
- これも飲み物?
以前投稿した、たこ焼きみたいなパニプリ。

これ、実はドリンクメニューの中にも載っているのです!
ドリンクメニューの中に、「Tangy Puchkas」の文字を見たら、これを思い出してください。

特別編(調理方法と味付け)
何か分からないまま、注文したお料理が美味しかったです。
それは、「マンチュリアン」(Manchurian)。
インドにしか無い中華料理と言われるらしく、漢字で書くと「満洲風」。
あんかけ風のソースに、醤油などが入っているため、日本人の口にも非常に合います!!
こちらは、野菜のマンチュリアン。

野菜とついているのは、細かく切った玉ねぎなどの野菜を粉と一緒に混ぜ合わせ、ボール状にして揚げたもの。
食べ応えがありつつも、受け入れやすい味付けで、非常に美味しかったです。
他には、カリフラワーやパニール(チーズ)のマンチュリアンもあります。
次は野菜以外も試してみます。
Yummy Punjaby
*明日、2月1日は奇数日ですが、投稿はお休みします。
自宅でインド風カレーを楽しむなら・・


