近所のちょっと気になるパン屋さん、デュークベーカリー(DUKE BAKERY:面包公爵)。
やっとパンを購入してみました。
シンガポール内には11店舗。
天然酵母を使って作られたパンです。
ホームページを見たところ、こだわりのパン屋さんでした。
近所にあれば、是非一度トライを。
少し敷居が高かったパン屋さん
近所のショッピングモールの中に、デュークベーカリー(DUKE BAKERY:面包公爵)というパン屋さんがあります。
こちらの店舗は販売専門で、パンの制作はしていません。
パン屋さんでパンを買うなら、その場で作っていた方が良いと、勝手に思っていたのと、Member(会員)の文字で、お店に足を踏み入れていませんでした。
ですが、自分で作ったパンは今朝食べ切ってしまい、今から作るにはちょっと時間が遅いし、遠くへ出かけるのも・・ということで、いよいよデュークベーカリーへ行ってみることにしました。
デュークベーカリーのパンの特徴
ホームページに書かれている内容を見て驚きました。
天然酵母とルヴァン(生地種)を使って作ってるのです。
お店の前の看板では、3つの「低」を強調していたので、
それが売りのパン屋さん?
と思ったのですが・・・
天然酵母とルヴァン(生地種)
このお店のパンの一番の特徴は、
ということでは無いかと、思います。
天然酵母と生地種、この二つのワードはパンの作り手からすると、憧れなのです。
どちらも作るのに時間と手間がかかる。
以前書いた、サワー種よりは短い時間で出来上がりますが、酵母菌を作るには一週間以上、生地種も24時間程度の時間がかかるんです。
生地種とは、既に発酵したパンの素(パンの製造工程の一次発酵後のもの)のことで、新たにパンを作る時に、この生地種を加えることで、確実な発酵を促す目的がありました(イーストが開発され、安定した発酵が出来るようになる前に使われていた、発酵手法の一つです)。
それ以外に、
- パンの老化(硬くなる)が遅くなる
- パンののびがよくなり、成形が綺麗に出来る(扱いやすい)
- 酵母菌の香りが際立ち、パンの風味がよくなる
- パンが大きく膨らむ
などの利点があり、今でもこの方法でパン作りをするところは沢山あります。
三つの「低」
お店の前に大きく書かれていた、こちらのパンの特徴は、
- 低糖
- 低オイル
- 低カロリー
三つの「低」にフォーカスして商品を作っているということです。
確かに低カロリーと聞けば、そそられますが、私としたら、
天然酵母をなぜもっと大きくしないのかしら?
と思ったら、ホームページのトップ画像にはその単語が入っていました。
Natural Fermentation(天然酵母)。
そのほかの特徴
前の二つの点以外にも、書かれていることがありました。
- 日本とヨーロッパの製パン技術で、パン作りをしている
- 日本のブランドの小麦粉を使用している
ここまで見ると、とても良いパン屋さんだと思えます。
会員になるとお得です
お店をお得に利用するために、会員制度が設けられています。
会員は店舗購入の会員とネットショップの会員があります。
店舗利用の会員
入会金20ドル(1,600円)で有効期限なしの会員です。
入会時に10ドル分のチケットがもらえるので、実質10ドル(800円)の負担となります。
特典は、パンの購入時の10%割引です。(誕生日月は20%)
家族の人数が多くて、頻繁に利用するなら、会員になるのはお得だと思います。
シンガポール内ならどこの店舗でも利用できます。
E-STOREの会員
店舗会員とは別になります。
1ドルの購入で1ポイント付き、100ポイントで5ドルに交換できます。
こちらも利用することが多いなら、会員になっておいた方が良さそうです。
パンを食べた感想は
プレーンなパンというよりは、具材を工夫したソフト系のパンで、どれも美味しそうで、選ぶのに苦労します。
どのパンも手のひらより大きいサイズで、価格帯は3ドル(240円)から5ドル(400円)の間です。
丸くて可愛いチョコパンが人気な様ですが、くるみとチーズ、スイスチョコの2種類を書いました。
(厚めにカットして、軽く焦げたところをガブリと食べるのが美味しい)
ナッツやチョコはたっぷり入っていました。
コロナの外出自粛で、遠出もあまり出来ない中、嬉しいお店が近くにあってよかった〜