14年間トースターが家に有りませんでした。
でも大丈夫。パンは魚焼きグリルで焼けるんです。
ちょっとしたコツは必要ですが、早く・美味しく焼けます。
ちょっとお台所が狭いと思っていて、トースターの買い替えを検討中でしたら、魚焼きグリルを一度試してみるのは如何でしょう?
ただ、クロワッサンの温め直しは難しいです。
家のサイズと物の置き場
14年住んでいた家には、トースターがありませんでした。
子供の頃から朝食はパン。
外食ランチで、ライスかパンかと聞かれれば、大抵パンと答えるほど、パン愛を持つ自分としては、トースターは冷蔵庫の次ぐらいには必要!と思う家電の一つでした。
日本で住んでいた家は、リビングとダイニングが一体型の間取りだったので、キッチンボードなどは置くスペースもなく、置いたとしても、リビングの雰囲気を壊さず邪魔にならないものを・・と考えていました。
そんなものは都合よくすぐ見つかるわけもなく、入居してから数ヶ月と過ぎていきました。
代替案は魚焼きグリル
トースター以外で、パンを焼くとするなら、
2 フライパンで焼く
3 魚焼きグリルで焼く
考えつくのはこのくらいです。
真っ先に試してみたのは1レンジについているトースト機能です。
オーブンレンジを購入していたので、焼きの機能もついているものでした。
試してみたところ、こんなことが微妙でした。
・天板を棚の奥から出すのが面倒
平日の朝は時間にゆとりがないので、時間がかかることと面倒と思う手順が必要だったのは致命的でした。
次は2フライパンです。
どうだったかというと、
食パンが焼けるのは良いのですが、ロールパンも食べたいのです。朝、フライパンを洗う一手間も煩わしく感じました。
いよいよ3魚焼きグリルです。
焼く前に気になることといえば、魚の匂いがつくのでは無いか?ということ。試し始めは、グリル自体が新しかったので、気にせずに焼いてみました。
・アルミホイルを敷いて、洗い物なし
すると、いいではないですか!
魚焼きグリルに決定です。
使い方にコツがあります
トースター無しで、やっていくことにしました。
そうは言っても毎回上手に焼けたわけではありません。
何度か使っているうちに、使い方のコツを見つけて、こんなことに注意しながらパンを焼いていました。
グリルはすぐ暖まるのであっという間に焼けます。
<パンの高さに注意>半分に切ってから焼く
上火のバーナに近くなり過ぎて、中が暖まる前に焦げてます。ロールパンなどは半分にしてから焼いていました。
魚焼きグリルでパンを焼くようになってからは、魚を焼いた後は庫内をきちんと掃除するようにしていました。そのおかげかどうかはわかりませんが、パンに魚の匂いがついてしまうことはありませんでした。
<焼き方>(上火だけのグリルの場合)
1) パンをグリルにセット
2) 火を弱〜中火にし1~2分したらパンをひっくり返し、30秒〜1分加熱
冷蔵庫から出したばかりのバターを使う場合、ひっくり返したときにパンの上に乗せます。
チーズトーストにする場合は、ひっくり返した後にチーズを乗せます。その場合は、焼き時間を少し長めに。
*グリルによって、焼き時間に違いがあるので時間や目安にしてください。
バルミューダにも負けません(気持ちは)
数年前、バルミューダの数万円トースターが話題になりました。
バルミューダ スチームオーブントースター BALMUDA The Toaster K01E-KG(ブラック)
あっという間に人気になり、今では他のメーカーでも高額トースターが販売されています。その原理は焼くときに水分を庫内に入れることにより、内側の水分は残ったまま柔らかく、外側はサクサクのトーストが出来るというもの。
ならば、魚焼きグリルでもそうしましょう。
そう、パンを焼くときに大匙一杯の水も入れます。
トースターが無くても、中はふんわりで周りがサクサクのおいしいトーストが出来ますよ。
シンガポールでは、どうしましょう。
トースターが無いのですが、魚焼きグリルも多分無いはず・・・。