シンガポールの5$札の裏に印刷されている木は?
シンガポールで唯一の世界遺産(文化遺産)、シンガポール植物園にあります。
シンガポールに観光で訪れるなら、「ナショナルオーキッドガーデン」(ラン園)のみピンポイントで見学するのが正解かもしれませんが、実は、それ以外にも楽しめる場所がたくさんあります。
時間に余裕があれば、多めに時間を取って、見学するのもお勧めです。
とにかく広い!
シンガポール植物園はとにかく広い。
何しろ、東京ドーム13個分です。
地図に載っている全てのエリアをもれなく見よう!と思うのではなく、自分が興味ある場所を中心に、お散歩感覚でのんびり歩くのが良さそうです。
ちょっとした売店や、おしゃれなレストランもあるので、暑い時間帯や疲れてしまった時は、ゆっくり休憩も可能です。
世界遺産と聞くと、特別な場所のような気がしますが、生活の中に密着した公園なのだと思いました。
非日常の特別な場所ではなく、毎日のジョギングコースであり、子供達を遊ばせるプレイグラウンド。
今は、コロナの影響で観光客もいないので、よりそう思えたかもしれませんが。
私が歩いたルート
今回は、植物園を南から北へ歩きました。
植物園の南側にあるTangling Gateがスタートで、北側のBukit Timah Gateがゴールです。
南北の直線距離でも2Km弱。東西も500m以上あるので、通り抜けだけで、一周はしませんでした。
それでも植物園の様々な表情を楽しむことができました。
- シンガポールの5$札の裏
テンブス(Tembusu)というリンドウ科の常緑樹です。
シンガポールの5$札の裏の木はこれです。(公園MAP 6. Lawn Eにあります)
(Photo : National Parks)
- 大きな葉っぱ!
足と比べるとその大きさがわかります。
日本のホオノキの朴葉も大きいですが、その比ではありませんでした。熱帯雨林の植物の成長は、本当に驚きます。
- ジンジャーガーデン(生姜)
日本だと、新生姜に谷中生姜、ミョウガ・・と薬味のイメージしかありませんが、熱帯地方には数多くの種が存在します。ここまでたどり着けば、ナショナルオーキッドガーデンはもうすぐです。
- パームバレー(Parm Valley / 椰子の谷)
シンガポール最大の椰子コレクション。植物園には、220種以上の椰子があるそう。
- シンフォニーステージ
池の中に作られたステージです。観客席は広い芝生。
コロナで今現在はほとんど稼働していないようですが、以前は大人数が集まるコンサートも開かれていました。
- 芝生の公園
広い公園もありました。
木陰でスナックを広げ、おしゃべりしている人や、ベビーカーのパパさんを見かけました。
日中の暑い時間を避け、午前中や夕方に、子供を遊ばせるには良い場所です。
- オブジェも色々
所々にオフジェも設置されています。
植物園のHPには、その説明も載っているので、そんなページを見ながら・・もまた楽しいです。
シンガポール緑化政策
植物園の中にはこんな甲板もありました。
落ち葉が木にとって有益であることが書かれています。
落ち葉を集めて気の根本にまとめておけば、肥料にもなり、直射日光を遮り水分の蒸発を防いでくれたりと一石二鳥。
街中でもこの方式がとられています。
サステイナビリティ(持続可能性)に注目し、緑化政策を進めているシンガポール、植物園はその象徴ともいえる、シンガポールの宝なのであります。
過去投稿
シンガポールの緑化政策とガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
シンガポールの緑化政策 生活の中で感じること
MRTボタニックガーデン駅にあるモール
公園の散策が終わり、Bukit Timah Gateを出ると、細い道路を挟んだ向かいに、ショッピングモールがありました。
入り口には、家の近所では見かけ無い、素敵な雰囲気の花屋さんもあります。
どのお店も素敵!
入っているカフェはオシャレだし、パン屋さんも美味しそうだし、雑貨屋さんや洋服はデザインも色合いも何だか素敵なのです。
後で調べてみると、西洋人の多い、オシャレモールとの口コミでした。
Cluny Court(クルーニーコート)
それにしても、小さなモールでしたが、アクセサリーや洋服をゆっくり見に行きたいです。
結局、「花より団子」💦