シンガポール植物園の見所は?(前半)

フラワー

シンガポール唯一の世界遺産、シンガポール植物園。

シンガポールの中心に位置し、多目的に利用可能で、在住者・観光客のどちらにとっても価値のある場所なんだなぁと思いました。
少し下調べをしてから出かけると、より楽しむことが出来そうです。

シンガポール唯一の世界遺産

シンガポール植物園は、シンガポールで唯一の世界遺産です。

しかも、自然遺産かと思っていたら、文化遺産でした。
世界遺産オンラインガイドには、

シンガポール植物園では1800年代後半にゴムの研究がされ、東南アジアのゴム産業の基礎が作られてていきました。このゴム産業は自動車産業のタイヤの生産と相乗効果で近代産業を促進させた発展していき、世界の自動車産業に影響をあたたことが評価されました。

と記載されていました。

1888年から23年間、植物園の園長だったヘンリー・ニコラス・リドリー氏が、ゴムの樹液を採取する方法や、商品として販売するための準備などに尽力し、そのおかげで、この地域でのゴム産業が発展したと。
(Photo : Singapore Botanic Gardens)
Ridley with an original Para Rubber tree in the Economic Garden

トゥ
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なるほど、それで文化遺産なんだ

シンガポールといえばランの花

シンガポールの国花はランの「アグネス」

(Photo : Singapore Botanic Gardens)

バンダ・ミス・ジョアキムという品種の中の「アグネス」1981年から国花なんです。

ゴムの研究に熱心だったリドリー氏が園長だった時に、シンガポール在住のアルメニア人園芸家、アグネス・ジョアキムさんが交配に成功してできた花です。

 

植物園の中にある、「ナショナルオーキッドガーデン」では、原種1,000種以上交配種は2,000種以上ものランが展示されています。

とにかく、形や色合いそして量に圧倒されます。

植物園は無料ですが、オーキッドガーデンは大人1名S$5.00(400円)の入場料が必要です。

 

日本でも毎年東京ドームで開催される「世界らん展」は人気があります。
今年は、ドームではなく、プリズムホールで開催されるみたい!

アクセスとルート

植物園はとても広いです。(ウィキペディアによると、敷地は63.7ヘクタール東京ドーム13個分

植物園で何をするかで、行き方や入場ゲートは事前に決めておいた方がいいです。
主な入場ゲートはこちらになります。

公共機関利用
 Bukit Timah Entrance:MRTボタニック・ガーデン駅とバス
 
 Tanglin Entrance:ホーランドロード側、バスのみ

車利用
 Tyersall Gallop Entrance:ナショナルオーキッドガーデンのみ出かけるならこちら
 Nassim Entrance:ビジターセンターへはこちらから

 

植物園では、ボランティアのガイドツアーも開催しています。

基本は土曜日の午前中先着順です。
詳細はシンガポール植物園のHPから「Guided Tours」ページで確認できます。

 

ラン以外にも、もちろん見所が沢山。
一度に書ききれなかったので、次に続きます。

 

ランに興味がある方はこちらもどうぞ。
シンガポール植物園が制作する、ランに関するYouTubeです。

 

○ランってどんな花?

○ランの育て方

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