週に2回ほど、ウエットマーケット(市場)でお買い物をしています。
その様子は何度か紹介しましたが、今回は、ある日のお買い物の様子を紹介してみようと思います。
その後、買ってきた食材は冷蔵庫へ。
注意していることといえば、カンピロバクター菌による食中毒です。
ウエットマーケットへ向かう
公道をほとんど通らずに、近所のウエットマーケットへ向かいます。
(Mei Ling Market & Food Centre)
現在のシンガポールは、漁港で発生したコロナクラスターを機に、フェーズ2と呼ばれる厳しい行動制限が敷かれた環境下にあります。
そのタイミングで、これまで施設への入場チェック(セーフエントリー)が不要だった、ウエットマーケットやホーカーセンター(食堂街)についても、濃厚接触者追跡アプリを使ったセーフエントリーが必須となりました。
(壁で遮られる部分が少ない建物が多く、密になる環境ではないので、これまで、特に規制はありませんでした)
どこからでも入りたい放題の施設でしたが、ネットで全て囲まれてしまい、入り口は一箇所に。
野菜を購入
野菜は、必要なものを必要な分だけ、自分でカゴに取り分けるスタイルです。
料金は野菜ごとに、重さで決まります。
ここのお店は値札が無いので、お店のおじさんの言いなりですが、ボッタクリなどは無いです。
玉ねぎとじゃがいもが買いたい。きゅうりにインゲン豆、青菜もカゴに入れます。
おじさんに渡して、料金を計算してもらいます。
チー カイ
中国語で7ドル(560円)と言われました。
10ドル渡して、お釣りと荷物を受け取り、
シエシエ(ありがとう)
英語より中国語の方が、親近感が出る気がします。
最初の挨拶も、「モーニング」より「ザオアン」(中国語のおはよう)を使ったりしています。
野菜の多くはこちらで買いますが、品物が無かったりあまり良く無い場合は、別なお店で購入します。
卵も買います
卵は、どのウエットマーケットでも専門のお店があります。
卵は「SG」マーク(シンガポールで生産)のついたものを買う様にしているのですが、この日はマークがついていません。
一つだけ買うことにし、SG産の卵は無いのか聞いてみました。
今日は入ってきていないの。
Have a nice day. Take care!
(良い1日を。またね。)
You, too.
次回来たときにSG産が売っていれば、多めに買いましょう。
この日のお昼は、久しぶりにカレーです。
その為に、玉ねぎとじゃがいもを買ってきたので。
鶏胸肉ではなく、もも肉が欲しい
今週2回目のウエットマーケットでは、鶏もも肉を買う予定です。
いつも、このご夫婦のところから買っています。
10時頃(遅い・・)だったので、品薄です。
胸肉と鶏1羽そのままは売っていますが、モモがありません。
諦めようとしたところ、鶏さん2羽から足をカットしてくれました。
鮮度は間違いないです・・。
No bone?
今では何も言わずとも、骨をとってくれます。
一枚150g程度の鶏もも肉、4枚で8ドル(640円)。
本日の夕食は、鶏もも肉を塩こしょうしてオリーブオイルで焼いただけ。
食品衛生には気を付けています
お肉やお魚は、衛生面が気になります。
特に、鶏肉は気をつけるようにしています。
鶏肉で発生する食中毒は主に、カンピロバクター菌によるものです。
カンピロバクター菌の特徴です。
- 家畜などの消化器官内に存在する菌
- 特に鳥が多く保菌
- 少ない菌量で人に感染する(2〜5日後から発症。下痢・腹痛・発熱など)
- 加熱調理により死滅
日本では、鶏肉の水洗いによるカンピロバクターの飛び散りを防ぐために、水洗いせず、ペーパーなどで汁を拭うようにと言われています。
が、マーケットで扱っている様子を見ると、洗いたいわけです。
マーケットから帰ってきたら、お肉を水で洗い、水分を拭き取った後、ラップをして冷凍または冷蔵しています。
下味調理をする場合も、このタイミングでできるだけやるようにしています。
調理もしっかり加熱しています。
東京都で発生した食中毒については、東京都の保健所が運営する「食品衛生の窓」にその情報がまとめられています。
令和2年の、東京都で発生したカンピロバクター食中毒の件数は 21件、患者数は 177人でした。
食中毒の原因となる菌やウィルスは沢山あるので、一年中暑く、植物もですが菌も繁殖し易いシンガポールでは、特に注意すべきことかなと思い、生活しています。