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イスタナ(大統領官邸)でシンガポールの植物をあれこれ見る

フラワー

シンガポールの大統領官邸、「イスタナ」へ行ってきました!

思いがけず、シンガポールの植物を沢山見ることが出来ました
今回は、イスタナの庭園で見た、シンガポールの特徴ある植物についてです(写真多め)

*植物以外の話はまた次回とします。

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イスタナ見学に

普段は入ることのできない、イスタナ(大統領官邸:マレー語で「宮殿」)に、ディーパバリのオープンハウス(一般公開)で入場できました!

 

お友達に抽選があることを教えてもらい、事前申し込みの結果、希望時間の入場チケットを手にすることが出来たのです。

 

今回のオープンハウスは、コロナパンデミックが始まってから、通常の流れでの入場となったのは初
普段なら、官邸の見学や敷地内でのイベント等、催しがあるらしいのですが、今回はお庭の開放のみ。
(8月のナショナルデーにオープンハウスがありましたが、5月にキャンセルとなった入場チケットを持っている人のみ。)

ちょっと残念な気もしますが、一年半近くクローズだったことを考えれば、入場できるだけでもラッキーでした。

広大な敷地に様々な植物が

入場

イスタナは、シンガポールの中心、オーチャード(日本の銀座の様な場所)に、東京ドームの9倍近い広さ(40ヘクタール)で存在します。

 

門を入って、セキュリティチェックを受けると、もうそこは広大な庭園。

官邸は、ずっと奥にあるので見えません。
整えられた芝生の緑が眩しい。

白鳥の池

門を入って左手に、白鳥の池

白鳥も綺麗でしたが、目が行くのは、茎が赤いヒメショウジョウヤシ(Cyrtostachys renda)

シンガポールでは良く見かけるヤシの仲間です。
緑と赤のコントラストが作りものの様でもありますが、自然の発色。

車道沿い

官邸に向かう車道沿いは、大木が並んでいます。
大木を支える、根の張り方もスケールが違います。

 

マストツリーも植えられていました。

自分のイメージする「木の定義」が間違いだった マストツリー(偽アショカ)
木の枝は、上だけじゃなくて、下にも伸びるんです。自分の思う「木の定義」に当てはまらなくて、驚きです。そんな木を調べてみました。それにしても、この年になってもまだまだ驚くことばかりです。光を求めて、上に伸びない!?初めは、シンガポール植物園で...

日本庭園

車道が二手に分かれる場所に、日本庭園もあります。
灯籠太鼓橋などが植えられています。

 

の成長スピードもとても早いのでしょう、本当にこんなふうに枝が伸びるのでしょうか・・。

ハーブガーデン

料理に使われるハーブ類なども、まとまっていました。

 

シソ科の植物、ネコノヒゲ

東南アジアの料理によく使われるレモングラス

砂糖きびに、

パンダンリーフもありました。

その緑、鮮やかすぎやしませんか?「パンダンリーフ」
抹茶のような色で、でも抹茶じゃない、一体何かしら?それにしても緑が鮮やかすぎて、体に悪いのではないかという気がしてしまいます。見ると、「パンダン」って書いてあります。東南アジアでよく使われる葉っぱで、しかも数々の効用が。グリーンの食べ物 =...

記念樹

続いて、傘の様な形に枝を広げたレインツリー(この木何の木です)が見えてきます。

こちらは、前の首相、ゴー・チョクトン氏が1998年にシンガポールの親切運動(Kindness movements)に関連して植樹した木。

シンガポールの街路樹としても植えられている木です。

官邸前

官邸前には、色とりどりのランなどの花などが咲いています。

 

そして、官邸。

 

官邸の正面には、噴水の広場が。

ハスの池

広場の脇に目を向けると、下に続く通路の先に、池が見えます。

その前には、丸い大きな葉が。

ウチワヤシ
こちらもかなりな大きさでした。

池には、ハスの花が咲き(行ったのは午前中でした)

(ビクトリア女王の銅像)不在で、囲いのみ。

国花「アグネス」

シンガポールの国花、バンダ・ミス・ジョアキム種の「アグネス」(*)が咲いていました。

このランの花は背丈が高く、迷路の様に育てられていました。

*シンガポール在住のアルメニア人園芸家、アグネス・ジョアキムさんが交配に成功してできた蘭の花

シルクハンカチの木

近所の街路樹としても使われているのを見かけていたのですが、葉の中にある白い部分は何なのかと思っていました。

若葉はさなぎの様な形状で成長し、白い葉が顔を出します(ピンクの種もあります)
時間と共に、緑の葉へ変化します。

着生植物(ちゃくせいしょくぶつ)

出口は、入り口と同じ場所です。
車道を下って、帰ります。

両脇の大木には、様々な着生植物が。

着生植物は、生えている植物から栄養を吸収しているわけでは無く、他の木や岩などに根を張り、落ち葉が腐ったものを養分として育つ様です。

官邸内の大木は、いくら何でも・・と、思ったりする程の量が着生していますが、街路樹もこの様な状況だったりします。


イスタナを出た直ぐのオーチャードロード沿いの街路樹。

入場した感想

公園を散歩する感じかしら?と思って出掛けましたが、思いがけず、シンガポールのあちこちで見かける植物を一つの場所で見られたのが、嬉しかったです。

イスタナは、通常なら年5回、以下の5日間のみ一般公開されます。

  • チャイニーズニューイヤー
  • レイバー・デー
  • ハリ・ラヤ・プアサ
  • ナショナルデー
  • ディーパバリ

 

トゥ
トゥ

植物以外の話は次回に

フラワー
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