現在のシンガポールでは、外食が出来る様になったとは言え、2人までの制限付き。
もちろん、テーブルの間も1m以上の距離を開けることが義務付けられています。
そんな環境ですが、この二週間の間にいくつかのお店に出かけてきました。
その時の様子です。
6月21日から私たちが出来るようになったこと
シンガポールでは、新型コロナ感染拡大を受け、5月16日よりフェーズ2と呼ばれる、かなり厳しい行動規制が布かれました。
例えば、外食は一切禁止、屋内ジムも全て利用禁止など。
その一月あまりの間、クラスターが発生しつつも、感染者数の減少やワクチン接種の進展に伴い、6月21日から2人までの外食が可能になりました。
ただ、外での飲食が可能となったとはいえ、2人までの制限付き。
お店への人の戻りは?というと・・・厳しい状況であることは変わりは無いです。
日本と違うな〜と思ったのは、解禁直後でも、それほど人の戻りが無かったことです。
日本だったら、その日から人であふれそう。シンガポールは感染者数を見て行動する人が多いのかなと思いました。
大人数前提の中華料理でチリクラブ
シンガポールで食べる料理と言えば?
と聞かれて、答える料理の中の一つが「チリクラブ」。
まだ、食べたことが有りませんでした。
外食が解禁になったからといって、遠くまで出歩くのも違うでしょうということで、近場で食事をすることにしました。
行くことにしたのは、いつも蟹を食べる人で混雑していて、一度も入ったことの無かった中華料理店。
やはり、円テーブルを囲んで大人数で食事をするのが大前提の中華料理、2人縛りでは人の戻りは半分にも満たない状況です。
どこでも好きなところに、お座りください
半分どころか、2人しか座っていません・・。
「チリクラブ」は、その名の通り、チリソースのかかったカニです。
チリソースと言っても、それほど辛くはなく、卵の入ったトロミのあるソースです。
(Popular Chilli Crab 2匹でS$28 / 2,240円)
使われているカニはノコギリガザミという種類のカニらしいのですが、小ぶりのものだと身を食べるのに苦労します。
その上、ソースもたっぷりかかっていて、なかなか食べづらかったです。(黒い服で行って良かった)
たっぷりかかったソースは、揚げパンやご飯と一緒にいただきます、言わずとも揚げパンを加えてくれていました。
(Fried Mantou S$3 / 240円)
人数制限が解かれると、地元の人で混雑して入れないので、経験できて良かったです。
ロバートソンウォークで和食
しばらく経ってからは、家から少し離れた場所にも行ってみました。
ロバートソンウォーク。
レストランやバーなどオシャレな雰囲気の店舗が沢山入っているモールで、日本食のお店もいくつかあります。
日本人の多いエリアで、観光客も訪れる場所でも有ります。
日本にある居酒屋のチェーン店に入りましたが、とにかくガラガラ(行ったのは、日曜の夜)。
テーブルとテーブルの間の間隔は、しっかり離してセッティングしてくれていますが、隣に他のお客が入ることもなく、接触の心配は無用・・。
店内飲食が可能となったとは言え、2人の制限があると、人の戻りはこちらも半分にも満たない状況です。
その他のお店も、席はだいぶ空いていました。
さらにモール自体、空きテナントの多いこと。
飲食店が苦しい状況だというのが、現れていました。
シンガポールの現在の状況と感染者数推移
後一週間ほどは、この状態が続きます。
政府も見回りを強化しており、近所でも様子を見て回っている人を見かけます。
そんな中、16の飲食店が違反により閉鎖という記事を見かけました。
その中に、オーチャードにあるドンドンドンキのフードコートが入っていました・・・。
10日間の営業停止です。
新型コロナ感染者数の推移の方は、ありがたいことに減少してきています。
【新型コロナ市中感染者数推移】
ここ直近は、黄色の感染経路不明者数が少ない。
(青:既に隔離や監視中 黄色:感染経路不明者 Data: CNA)
【重症者の年齢構成】
重症化は、年齢が高い方が割合が高くなっている。(やはりお年寄りの方がリスクが高い)
(上段:「酸素吸入要」の人数 真ん中:「集中治療室」に入っている人 下段:「死亡」した人 Source:MOH)
感染者数を見ると、この一週間ほどは感染経路不明者が出ない日も多く、このまま次の規制緩和の段階へ進めることを期待しています!!