出かける時に、TraceTogether(濃厚接触者追跡アプリ)の携帯は必須。
私はトークンを利用することも多いのですが、先日電池切れに!
今回は、自販機を使って交換しました。
煩わしいことなく、簡単に使えました。
TraceTogetherとSafeEntry
TraceTogether
TraceTogether(トレーストゥギャザー)は、シンガポールの新型コロナ対策で利用されている、濃厚接触者追跡アプリです。

このアプリは、
- スマホにダウンロードしたアプリ または、
- アプリが設定されたトークンを持ち歩く
方式で利用します。
使う場所は、施設の出入り口。
施設の入り口には、SafeEntry(セーフエントリー)の機械または、QRコードが必ず設置されています。
SafeEntry
SafeEntry(セーフエントリー)は入退場記録システムです。
TraceTogetherで、施設情報の記録を可能とします。
(Photo:GOVTECH)
SafeEntryが、設置されている場所はというと・・
オフィス・学校・ショッピングモール・スーパー・宗教施設・ホーカーセンター(屋台街)・・・と、自宅以外のほぼ全ての場所です!
なので、TraceTogetherが無いと、公園をジョギングするか、お散歩するぐらいしか出来ません。
シンガポールで過ごす人には、必須アプリです。
現在は、ショッピングモールなど、ワクチン接種チェックが必要な施設では、個人のワクチン接種情報を確認できるアプリも使われています。
TraceTogetherアプリの方も、ワクチン接種済であることがすぐ分かる表示になり、コロナ禍での状況の変化と共に、仕組みも随時変更されています。
(色で識別可としています)
TraceTogetherトークン
TraceTogetherを利用するには、スマホアプリかトークンを使うのですが、ショッピングモールやホーカーセンターへの入出場では、トークンを使うことも多いです。
スマホアプリでもいいのですが、その場合は、
- アプリを表示させる か、
- 施設のQRコードを読み取る
と、カバンから出した後、一手間。
一方のトークンは、カバンから出すだけ。
めんどくさがりの私には、トークンは利用しやすいです。
ただ、欠点があります。
それは、バッテリー(電池)切れがよく起こること。
トークンのバッテリーの寿命は約6ヶ月。
結構短いです。
先日も、SafeEntry機器にトークンをかざしたところ、無反応に。
よく見ると、トークンのランプが赤くなっていました(バッテリー切れ)。
こうなると、トークンの交換が必要です。
TraceTogetherトークンはどこで手に入れるか
トークンは、CC(コミュニテティークラブ)と呼ばれる、地域の公民館みたいな場所で受け取ることが出来ます。
それ以外に、自販機も設置されています。
シンガポール内、268箇所にトークン配布場所があります。
CC:108箇所
自販機:160箇所
自販機のほとんどでは、バッテリー切れのトークン交換のみを可能としています。
私は、平日昼間に近所のCCへ行きましたが、建物の前にトークンの自販機があったので、利用してみることにしました。
自販機での交換方法
自販機でトークンの交換をする場合、以下のものが必要です。
- IDカード
- 古いトークン
交換手順です。
- IDカードをスキャン
続けて、古いトークンのQRコードをスキャン - 新しいトークンを取り出す
- 古いトークンを自販機の返却口から投入
(自販機に書かれた番号が、それぞれの操作に対応する場所です) - テスト用のSafe Entryで動作確認
操作は難しくなく、また人との接触無しで完結しました。
自販機なら、時間に縛られることもほとんどないですし、人が集まる大きなショッピングセンターにも設置され、お買い物のついでに交換も可能です。
国としても、トークン対応の為の人を減らせて、利用者にもメリットがあるという、一石二鳥。
この自販機、以前のマスク配布の機械を改造して作っているらしいです。
いくつかの場所での、パイロット運用を経て、その際の課題などを改良し、現在の作りになったとか。
マスクが行き渡るようになったら、すかさず次への準備を進める。
ここでも、シンガポール政府の手際の良さを感じたのでした。