コンドミニアムの庭に植えられている花を紹介します

フラワー

シンガポールはコンクリートで固められた、ビル群のイメージでした。

いざ、来てみると緑がとても多く、住んでいるコンドミニアムの敷地の植栽だけでなく街路樹も木は大きく育ち、きれいに整備されています。

シンガポールの熱帯雨林気候で育つ植物って例えばどんなの?
ということで、我が家の敷地の植栽です。

「9」が付く日の投稿は、花の話です。

シンガポールの気候は熱帯雨林

シンガポールの気候は、ケッペンの区分で分類すると「Af」熱帯雨林気候に属します。

「Af」はドイツの気候学者ウラジミール・ペーター・ケッペンによる植生に基づいた気温降水量から見た気候の分類です。

A:熱帯 最寒月平均気温が18°C以上
f: 湿潤 最少雨月降水量が60mm以上

データがちょっと古いようですが、シンガポールの月平均の気温と降水量を見ると、

一年を通しても平均気温が24°Cを下回ることは無いようですし、
湿度に至っては、一年を通して最も少ない降水量の月でも100mm以上です。

敷地のグリーンは整備されています

最初にコンドミニアムの敷地に入った時に思ったことは、

トゥ
トゥ

ずいぶん緑が多いのね

でした。
これは、うちに限ったことではなく、他を見ても、みなそれぞれの植栽を施しています。なんなら、屋上壁面にも植栽が。

シンガポール政府は以前から緑化政策を進めていますが、2030年に向けて、「City in a Garden:緑に囲まれた都市」を目指し、今は、緑化政策の第2段階に入っています。
(CLAIR 一般財団法人自治体国際化協会)

街路樹などもID管理されており、作業の見える化にも役立っている気がします。デング熱対策でも驚きましたが、こちらもまた驚きです!)

当然、コンドミニアムでも、庭には緑を植え、常にメンテナンスをして蚊の発生同様、しっかり管理しています。

こんな花を見ることが出来ます

敷地内で見ることができる花です。

 

■オオゴチョウ / オウコチョウ(黄胡蝶)
マメ科 熱帯性常緑の小高木



オレンジ色で雄しべが長く飛び出しており、花の後は豆が。(食べれられません)
沖縄の三大名花の一つだそうです。色がとても鮮やかです。

 

■ヒメノカリス
ヒガンバナ科 半耐寒性の球根植物


白い百合のような花で、花びらが細長く6カ所から伸びており、「スパイダーリリー」とも呼ばれます。
一見可憐にも見えますが、一つ一つの花は男性のこぶしぐらいはあるので、南国サイズです。

 

■ヘリコニア・プシッタコルム
バショウ科(ショウガ目) 半耐寒性の低木


1mほどの高さで、オレンジで肉厚のいかにも南国らしい雰囲気の花です。同じヘリコニアで他の種類の花も咲いていました。
ショウガと同じ系統ということで、葉や茎の感じが、スーパーで見かけた谷中生姜を連想させます。

 

■プルメリア
キョウチクトウ科 常緑の低木/高木


(敷地内の木は高木で、きれいに咲いているところが撮れませんでした💦)

ハワイで花の首飾り、レイに使われたりするので、太平洋の島の花のイメージがあります。シンガポールで見かけるプルメリアは自生ではなく植栽だからか、白い花よりピンクの花を良く見かける気がします。東南アジアでもよく見かける花ですが、ラオスの国花となっていました。

 

■ドラセナ アトム
リュウゼツラン科


こちらは花ではありませんが、葉が美しい観葉植物です。
ドラセナにも種類が沢山あり、日本の花屋さんでよく見かけるのはグリーンの葉です。フラワーアレンジや花束でもよく使われます。

シンガポールの緑化計画

シンガポール政府が、緑化政策を進めていることは前にも書きました。

ガーデン・バイ・ザ・ベイも、その構想の元で作られているそうで、構造を知るとまた驚いてしまうのですが、その話は別な時に。

それともう一つ、シンガポールで初めて世界遺産認定された、「シンガポール植物園」には行かねば、と思っています。

 

緑化政策については、街路樹公園を見ると政府の本気度が伝わって来る気がするんです。

(街路樹は背が高く、生い茂っています)


(公園も植物で一杯です)


今のところ、そんなことを見ながら、街を歩いています。

タイトルとURLをコピーしました