食べた人が必ず笑顔になる、中華の「肉まん」(*)レシピです。
皮はホームベーカリー、具は材料二つと調味料をボールに入れて混ぜるだけ。
蒸し器がなくても、深めのフライパンで作れます(^^)。
味付けしっかり、皮はフカフカ。熱々をハフハフしながらどうぞ!!!
工程で一番の難関は包みですが、大丈夫です。お腹に入れば一緒です。
作り方のポイント、手ごねの方法、より本格派向けの手順も記載しています♪
(*)遥か昔に 料理教室ベターホーム で習った分量で作り方を少しアレンジしています。
材料 (8個分)
薄力粉 300g
強力粉 15g
ベーキングパウダー 5g(小さじ1と2分の1)
+ ドライイースト (*1) 5g(小さじ1と2分の1)
+ ラード 8g
+ 砂糖 35g (大さじ4)
+ 牛乳 180g
(*1) 予備発酵のいらないタイプは粉と一緒に混ぜても大丈夫。
ひき肉 180g〜200g
小松菜 150g(2株程度)
(または長ネギ・玉ねぎなど)
醤油 大さじ2
オイスターソース 大さじ1
砂糖 小さじ1
ごま油 大さじ3分の2
水 大さじ2 (またはネギ水(*2))
味の素 適宜
胡椒 適宜
生姜みじん切り 小さじ1(または生姜チューブ)
(*2) 生姜のみじん切りで出た皮やネギの葉を水の中にしばらくつけたもの
*皮は一次発酵済の状態です
作り方
・小鍋に+の材料を全て入れ、弱火で人肌程度に温める
・皮の材料を全てホームベーカリーに入れ、一次発酵終了まで行う(発酵時間は30分程度)
・ホームベーカリーと同様の手順で、全ての皮の材料を大きめのボールに入れる
・10分ほど生地がひとまとまりなるまでこね、ボールにラップをして30分生地を休ませる
(室温が低ければオーブンの発酵機能を利用します)
* 生地が柔らかくベタベタするようなら、上から下に落とし空気に触れるようにしてこねます
・小松菜は茹でて細かく刻む
・全ての具の材料をボールで混ぜ合わせ、8等分の線をつける
・A)を軽くつぶして8等分し、丸めて生地を少し休ませる
・手を広げたぐらいの大きさまで麺棒で伸ばす(中心は少し厚めに)
・左手に生地を乗せ中心に具を乗せる
・右手の親指と人差し指で生地をつまみ、中指・薬指で周りの生地を手繰り寄せる
・最後はひねってとじ目をしっかりくっつける
・クッキングシートに乗せる
・ラップをして30分置き、1.2〜1.5倍程度まで発酵させる (室温が低ければオーブンの発酵機能で)
蒸し: 蒸気の上がった蒸し器にD)を並べ、強火で15〜20分蒸す
焼き: 薄く油を塗ったフライパンにD)を並べお湯を1センチ程入れ蓋をして15〜18分、弱中火で蒸し焼きにする。最後、蓋を取り水分を飛ばす
『コネ』 薄力粉は強力粉よりグルテンが少ないので、パンほどこねる必要がありません。ただ、こねた後、生地を落ち着かせるため30分寝かせる
『成型』 皮は大きめに伸ばす(中心部は外側より厚く)
『蒸し または 焼き』 間隔を空けて置く(よく膨れます:私は4つを二回に分けて蒸しています)
冷めた肉まんを再び美味しく
残った肉まんの保存とまた美味しく食べる方法です。
◉保存方法
ひとつづつラップでくるみ冷蔵保存
◉レンジでの温めなおし
ラップのまま1000Wなら50秒を目安に、お使いのレンジによって調整
生地が乾燥しているようなら、ラップを外した後、水にさっとくぐらせ、小皿に乗せふんわりラップをして、同様にレンジへ
より本格派に近づけるために
◉ひき肉
豚バラ肉を刻んで利用するとよりジューシーな仕上がりに
◉小松菜
茹でる時に少量のサラダ油を垂らしてより色鮮やかに
また、葉先は肉まんでは使わず別料理に(小松菜の葉先と茎の食感が違うので統一させます)
◉皮の伸ばし方
片手で生地をつかみ、反対の手で綿棒を使い外側から中心に向かって伸ばす
麺棒が中心部まで来たら、生地を3センチ回転させ、同様に外側から中心に向かって伸ばして丸型に
◉成型
左手の親指で中から出てくる肉あんを押さえつつ、右手で生地を中心に寄せていく
肉まんの高さが出るように形を整えてからパラフィン紙にのせる
◉成型後の発酵
成型で一旦締まった生地が、発酵で緩んでいることを指で確認
ここで1.2〜1.5倍に膨れていると、フカフカ「肉まん」ほぼ決定
ヤバイ、砂糖入れてなかった!!
実は・・
工程写真を撮るために張り切って肉まんを作りました。
が、一次発酵中に気付きました。

皮に、砂糖入れてなかった!

だったら、「あんまん」にしたら?
この生地には膨らませる要素の、イーストとベーキングパウダーが入っています。
砂糖は、イーストの働きを助ける役割があります。ベーキングパウダーも入っているので、全然膨らまない・・訳でははありません。でも明らかに膨らみ要素が足りないです。
しかも、この肉まんはしっかり味の具と、甘めの皮のバランスがいいのです。
ということで、中身が甘い「あんまん」に変身。案の定、膨らまずにちっちゃいけど。
母、ありがとう。
二度目で、無事「肉まん」の写真を撮ったのでした(汗)。