ついに、シンガポールに入国しました!
シンガポールへ入国するまでの機内の様子、入国審査とSHN(Stay Home Notice)に入るまでの、出来事やSHNで必要なスマホのアプリ設定について、私の体験を書いています。
ここから、14日間ホテルでの缶詰生活スタートです。
窓からの景色はシンガポールですが、そこには大きな壁があります。
日本出国時の状況は → こちら
シンガポール日本大使館
→ 新型コロナウィルスに関する情報提供
成田空港の情報
→ 成田空港新型コロナウィルス感染症に関するお知らせ
シンガポール入国管理局
→ Safe Travel 電子入出国申告と健康状態の申告
機内での様子
感染対策でコロナ前とはサービスが違います。
クルーは、搭乗客との接触を極力避けるオペレーションで動いていました。
搭乗時のチェック
搭乗券チェックと同時に体温検査もありました。(このタイミングで熱があったらどうなるの??)
イヤホンとペットボトルの水は、飛行機入り口の手前に置かれた台から自分でピックアップします。
機内の様子
私が乗ったエコノミーの座席エリアは、自分を含め搭乗客は9人でした。
機体後方の座席は、家族連れの1組だけだったかもしれません。
機内の様子でコロナ前とは違うな〜と、思ったところです。
・最初のドリンクサービスなし
・映画や音楽プログラム、免税品の購入は前座席のモニターで操作
・コーヒーサービスは食後ではなく、食事と同じタイミング
・機内から降りる際はアナウンスに従う → まずは乗り継ぎ者、次にシンガポールで降りる人
アルコール類の提供もあり、機内食は二種類用意されていました。
クルーは、マスク、ゴーグル、手袋装着。
搭乗客もマスクです。例外は酸素マスクが降りてきた時。着けているマスクを取って装着するようアナウンスがありました。(そうしない人もいるのでしょうか??)
飛行機を降りる際にも、非接触の測定器で体温はチェックされていました。(ここで熱があった場合もどうなるの!?)
シンガポールへの入国
ここが緊張するタイミングですね。
PCR検査結果の「国籍」未記載問題があるので、大丈夫かしら・・。
入国審査で必要なもの
入国審査の窓口で提出するものです。
・MOM(労働省)からの渡航許可メール
・DP(配偶者ビザ)承認書(私の場合、今回の入国でDPの発行手続きを行います)
・英語のPCR陰性証明書
・SG Arrival Card(電子出入国申告)とhealth declaration(健康状況の申告)登録画面
2020年3月27日より、Health Declaration(健康状況の申告)登録が、全員必須となりました。
シンガポール入国管理局 → 電子入出国申告と健康状態の申告
Health Declarationの登録は、シンガポール到着の3日前から可能です。
VisitorはSG Arrival Cardの申告と一緒になっているので、事前に登録がお勧めです。
私は、日本での準備項目からすっかり漏れていたので、シンガポール到着後に登録しました。入国審査エリアの前に椅子が沢山並んでおり、そこで登録が可能です。係員も沢山(入国者が少ない)いるので、わからないことは教えてもらえます。
登録は自分のスマホで行いますが、ここでは、空港のWiFiが使えるので、情報登録サイトへアクセスして必要な項目を全て埋めます。最後のSubmitボタンで登録完了です。
この時に、ざっと以下のようなことについて回答します。
・e-mailアドレスや(シンガポールの)電話番号
・宿泊先
・過去の渡航先や出発地
・過去の通院や既往歴
・健康関係の問診
かなり多くの項目への回答が必要でした。
ここで登録したe-mailアドレスに登録結果が送付されてきます。
また、電話番号もSHN中のMOMとのコンタクトに使われます。
いざ、入国審査
審査自体は書類さえ不足なく揃っていれば、時間はかかりませんでした。
その場でやったことと言えば、
・SHN終了日の説明
でした。
両方が済んだところで、黄色の丸いシールを渡されました。
服の目立つところに貼るよう指示されます。
日本での、チェックイン確認作業はとても大変そうでした。(出向時の様子については → こちら)
それに比べ、シンガポールの入国審査自体は簡単そうでした。
登録自体は電子で行われているので、簡単な質問(英語ができるか?)や、親指当てなさいとか顔をここに写しなさいとか。
荷物をピックアップし用意されたバスへ
入国と健康状態の申告で時間がかかったので、荷物はターンテーブルから下ろされていました。
その荷物もKeep Distanceで置かれています。
税関での申告もないので、荷物をカートに積んだらそのまま出口へ。
寄り道する隙は全く無く、誘導されるがまま政府の用意するバスまで一直線。
せめて、どこに行くのか知りたい
日本の観光バスのように、フロントガラスに行き先書いてないかしら!?
荷物はやっておくから、バスに乗りなさい
キョロキョロする間も無く、三人であっという間に私の荷物を積み込みます。
一体全体どこに・・???
いよいよSHNスタート
滞在するホテルについては、高級ホテルからスイートルーム、はたまた、4人部屋で2段ベット!という話まで耳にしていたので、どうなるのか?
マリーナベイ・サンズホテルを通り過ぎます。
これは、・・セントーサ島ですね。島での隔離決定!
少なくとも、4人部屋の二段ベットでは無さそう。よかった。ユニバーサルスタジオのキラキラした様子を横目にホテルに到着。
ホテルのロビーで書類記入
まず、荷物を自分でカートに乗せ、ホテルのロビーで説明を受けます。
1人用テーブルに書類とペン。
英語というハードルがあるのに、説明をしてくれる人はフェイスシールドで声がはっきり聞こえません。
前方に掲示されている書類の説明書きも目が悪くて見えない・・。ああ、keep distance。
名前や国籍、フライトNo.、署名程度の記入でした。
配給される食事についても、希望の食事にチェックを入れます。
選択肢はこの三つ。
・Vegetarian(ベジタリアン)
・Halal(ハラール)
あと、食べられないものや、アレルギーなど特別な要望があれば記入します。
スペシャルダイエット食も可能なようです。砂糖なし、グルテンなし、シーフードなしなど。
ここは普通に「International」にチェックです。International←→Vegetarianへの途中変更は可能です。デリバリーも可能なようです。
最後に部屋のキーを渡され、ホテルのスタッフに見送られながら部屋に向かいます。荷物は自分で運びます。
MOMに指定されたアプリを設定
ホテルの部屋に入ってから、まだホッとしていてはいけません。
MOMから指示の出ていたアプリのインストールです。その際に、電話に認証コードが送られてくるので、電話も使えるようにしないとです。空港でSIMを入れ替えられなかったので、まずはそこから。
SIMをセットアップして電話を使えるようにする
MOMからの電話とSMSが繋がるよう、シンガポールのSIMをセットアップします。SIMは主人に送ってもらっていました。
SingtelのHi!です。
説明によると作業はこれだけ。
2 ガイダンスに従いSIMを登録
3 SIMをスマホへ差し込む
簡単そうなので何も見ずに始めましたが、2で引っかかります。
SIMの電話番号とコードの入力を求められます。
そもそもコードはどれですか?
再びネットで確認します。ああ、ここね。
次に、パスポートと顔写真のアップロードです。
え、パスポート、アップロードしちゃっていいんだっけ?
再びネットで確認します。ああ、必須手順なのね。
ガイダンスに従って操作したつもりが、何故か登録失敗。明るいところで写真を取り直すよう、主人にアドバイスされ、部屋の中で一番明るいバスルームで写真をアップロードしたら、無事登録できました。
(その後、電話は使えるようになったのにデータ通信は使えず、結局、スマホの再起動で使えるようになりました。)
シンガポールに到着してからSIMを購入できるのは、入国審査前のタイミングしか無さそうでした。入国審査後はバスまで一直線に誘導されるので、お店には行けません。
SIMの準備は事前にして置きたいところです。
チャットアプリ Whatsappをインストール
MOMからの電話とSMSに対応するためのチャットアプリです。
日本ではLineが主流ですが、海外ではWhatsappだそう。こちらはスムーズに終了。
Homerアプリは体温報告用
MOMへの1日3回の体温報告は、このアプリを使いスマホで行います。
2. 1pm – 3pm
3. 6pm – 8pm
報告する時間帯が決まっており、その時間になると通知が来ます。
入国審査時のSG Arrival Cardに記載した電話番号を、MOMがシステムに登録します。そのセットアップが終われば、SMSで連絡が来るので、電話番号でログインし、体温の報告を開始します。
私は、SG Arrival Cardの登録を入国時に行ったので、入国二日後に体温を報告するよう連絡が来ました。なので、この日はアプリのインストールだけして、MOMからの連絡を待ちました。
1日3回の報告内容です。
・今現在の体温
・アンケートへの回答 (咳・鼻・喉・呼吸の状態)
このアプリで位置のトラッキングされているので、常に起動させておく必要があります。当然、充電の減りも早いです。
体温計は忘れずに持参しましょう!
14日間滞在するホテルは
ロビーからエレベータで部屋に向かう間、ホテル内のアクティビティ説明が目に入りました。
カジノとかプールとか楽しそうなことだらけなんですけれど・・
それでも、部屋から出てはいけません。
折角なので、お部屋のTVで見れる「InーRoom Entertainment」の「YOGA」をやります。