【コロナ禍 11月】シンガポール入国からSHN(14日間の隔離)生活へ

シンガポール生活

ついに、シンガポールに入国しました!

シンガポールへ入国するまでの機内の様子、入国審査SHN(Stay Home Notice)に入るまでの、出来事やSHNで必要なスマホのアプリ設定について、私の体験を書いています。

ここから、14日間ホテルでの缶詰生活スタートです。
窓からの景色はシンガポールですが、そこには大きな壁があります。

日本出国時の状況は → こちら

シンガポール日本大使館
 → 新型コロナウィルスに関する情報提供

成田空港の情報
 → 成田空港新型コロナウィルス感染症に関するお知らせ

シンガポール入国管理局
 → Safe Travel  電子入出国申告と健康状態の申告

機内での様子

感染対策でコロナ前とはサービスが違います。
クルーは、搭乗客との接触を極力避けるオペレーションで動いていました。

搭乗時のチェック

搭乗券チェックと同時に体温検査もありました。(このタイミングで熱があったらどうなるの??)
イヤホンとペットボトルの水は、飛行機入り口の手前に置かれた台から自分でピックアップします。

機内の様子

私が乗ったエコノミーの座席エリアは、自分を含め搭乗客は9人でした。
機体後方の座席は、家族連れの1組だけだったかもしれません。

機内の様子でコロナ前とは違うな〜と、思ったところです。

機内誌 / メニューなし
・最初のドリンクサービスなし
・映画や音楽プログラム、免税品の購入は前座席のモニターで操作
・コーヒーサービスは食後ではなく、食事と同じタイミング
・機内から降りる際はアナウンスに従う → まずは乗り継ぎ者、次にシンガポールで降りる人

アルコール類の提供もあり、機内食は二種類用意されていました。

クルーは、マスク、ゴーグル、手袋装着。

搭乗客もマスクです。例外は酸素マスクが降りてきた時。着けているマスクを取って装着するようアナウンスがありました。(そうしない人もいるのでしょうか??)

 

飛行機を降りる際にも、非接触の測定器で体温はチェックされていました。(ここで熱があった場合もどうなるの!?)

シンガポールへの入国

ここが緊張するタイミングですね。
PCR検査結果の「国籍」未記載問題があるので、大丈夫かしら・・。

入国審査で必要なもの

入国審査の窓口で提出するものです。

・パスポート
・MOM(労働省)からの渡航許可メール
・DP(配偶者ビザ)承認書(私の場合、今回の入国でDPの発行手続きを行います)
・英語のPCR陰性証明書
・SG Arrival Card(電子出入国申告)とhealth declaration(健康状況の申告)登録画面

2020年3月27日より、Health Declaration(健康状況の申告)登録が、全員必須となりました。
シンガポール入国管理局 → 電子入出国申告と健康状態の申告

Health Declarationの登録は、シンガポール到着の3日前から可能です。
VisitorはSG Arrival Cardの申告と一緒になっているので、事前に登録がお勧めです。

私は、日本での準備項目からすっかり漏れていたので、シンガポール到着後に登録しました。入国審査エリアの前に椅子が沢山並んでおり、そこで登録が可能です。係員も沢山(入国者が少ない)いるので、わからないことは教えてもらえます。

登録は自分のスマホで行いますが、ここでは、空港のWiFiが使えるので、情報登録サイトへアクセスして必要な項目を全て埋めます。最後のSubmitボタンで登録完了です。

この時に、ざっと以下のようなことについて回答します。

・パスポートの情報
・e-mailアドレスや(シンガポールの)電話番号
・宿泊先
・過去の渡航先や出発地
・過去の通院や既往歴
・健康関係の問診

かなり多くの項目への回答が必要でした。

ここで登録したe-mailアドレスに登録結果が送付されてきます。
また、電話番号もSHN中のMOMとのコンタクトに使われます。

いざ、入国審査

審査自体は書類さえ不足なく揃っていれば、時間はかかりませんでした。
その場でやったことと言えば、

・両親指の指紋と顔の認証用登録
・SHN終了日の説明

でした。
両方が済んだところで、黄色の丸いシールを渡されました。
服の目立つところに貼るよう指示されます。

 

日本での、チェックイン確認作業はとても大変そうでした。(出向時の様子については → こちら

それに比べ、シンガポールの入国審査自体は簡単そうでした。
登録自体は電子で行われているので、簡単な質問(英語ができるか?)や、親指当てなさいとか顔をここに写しなさいとか。

荷物をピックアップし用意されたバスへ

入国と健康状態の申告で時間がかかったので、荷物はターンテーブルから下ろされていました。

その荷物もKeep Distanceで置かれています。

税関での申告もないので、荷物をカートに積んだらそのまま出口へ。
寄り道する隙は全く無く、誘導されるがまま政府の用意するバスまで一直線。

トゥ
トゥ

せめて、どこに行くのか知りたい

日本の観光バスのように、フロントガラスに行き先書いてないかしら!?

荷物はやっておくから、バスに乗りなさい

キョロキョロする間も無く、三人であっという間に私の荷物を積み込みます。

トゥ
トゥ

一体全体どこに・・???

いよいよSHNスタート

滞在するホテルについては、高級ホテルからスイートルーム、はたまた、4人部屋で2段ベット!という話まで耳にしていたので、どうなるのか?

マリーナベイ・サンズホテルを通り過ぎます。

これは、・・セントーサ島ですね。島での隔離決定!

少なくとも、4人部屋の二段ベットでは無さそう。よかった。ユニバーサルスタジオのキラキラした様子を横目にホテルに到着。

ホテルのロビーで書類記入

まず、荷物を自分でカートに乗せ、ホテルのロビーで説明を受けます。

1人用テーブルに書類とペン。
英語というハードルがあるのに、説明をしてくれる人はフェイスシールドで声がはっきり聞こえません。
前方に掲示されている書類の説明書きも目が悪くて見えない・・。ああ、keep distance

名前や国籍、フライトNo.、署名程度の記入でした。

配給される食事についても、希望の食事にチェックを入れます。
選択肢はこの三つ。

・International
・Vegetarian(ベジタリアン)
・Halal(ハラール)

あと、食べられないものや、アレルギーなど特別な要望があれば記入します。
スペシャルダイエット食も可能なようです。砂糖なし、グルテンなし、シーフードなしなど。

ここは普通に「International」にチェックです。International←→Vegetarianへの途中変更は可能です。デリバリーも可能なようです。

最後に部屋のキーを渡され、ホテルのスタッフに見送られながら部屋に向かいます。荷物は自分で運びます

MOMに指定されたアプリを設定

ホテルの部屋に入ってから、まだホッとしていてはいけません。

MOMから指示の出ていたアプリのインストールです。その際に、電話に認証コードが送られてくるので、電話も使えるようにしないとです。空港でSIMを入れ替えられなかったので、まずはそこから。

SIMをセットアップして電話を使えるようにする

MOMからの電話とSMSが繋がるよう、シンガポールのSIMをセットアップします。SIMは主人に送ってもらっていました。

SingtelのHi!です。

説明によると作業はこれだけ。

1 Hi!Appのインストール
2 ガイダンスに従いSIMを登録
3 SIMをスマホへ差し込む

簡単そうなので何も見ずに始めましたが、2で引っかかります。

SIMの電話番号コードの入力を求められます。

トゥ
トゥ

そもそもコードはどれですか?

再びネットで確認します。ああ、ここね。
次に、パスポート顔写真のアップロードです。

トゥ
トゥ

え、パスポート、アップロードしちゃっていいんだっけ?

再びネットで確認します。ああ、必須手順なのね。

ガイダンスに従って操作したつもりが、何故か登録失敗。明るいところで写真を取り直すよう、主人にアドバイスされ、部屋の中で一番明るいバスルームで写真をアップロードしたら、無事登録できました。
(その後、電話は使えるようになったのにデータ通信は使えず、結局、スマホの再起動で使えるようになりました。)

 

シンガポールに到着してからSIMを購入できるのは、入国審査前のタイミングしか無さそうでした。入国審査後はバスまで一直線に誘導されるので、お店には行けません。

SIMの準備は事前にして置きたいところです。

チャットアプリ Whatsappをインストール

MOMからの電話とSMSに対応するためのチャットアプリです。

日本ではLineが主流ですが、海外ではWhatsappだそう。こちらはスムーズに終了。

Homerアプリは体温報告用

MOMへの1日3回の体温報告は、このアプリを使いスマホで行います。

1. 8am – 10am
2. 1pm – 3pm
3. 6pm – 8pm

報告する時間帯が決まっており、その時間になると通知が来ます。

入国審査時のSG Arrival Cardに記載した電話番号を、MOMがシステムに登録します。そのセットアップが終われば、SMSで連絡が来るので、電話番号でログインし、体温の報告を開始します。

私は、SG Arrival Cardの登録を入国時に行ったので、入国二日後に体温を報告するよう連絡が来ました。なので、この日はアプリのインストールだけして、MOMからの連絡を待ちました。

1日3回の報告内容です。

・顔写真アップロード
・今現在の体温
・アンケートへの回答 (咳・鼻・喉・呼吸の状態)
登録した体温は履歴形式で見ることができ、隔離生活残日数のカウントダウンもしてくれます。
このアプリで位置のトラッキングされているので、常に起動させておく必要があります。当然、充電の減りも早いです。
部屋から一歩も外へ出ないので、お化粧なしでいいやと思っていましたが、毎日3回も写真を送るのに失礼かと思い、一応お化粧していました。

体温計は忘れずに持参しましょう!

14日間滞在するホテルは

ロビーからエレベータで部屋に向かう間、ホテル内のアクティビティ説明が目に入りました。
カジノとかプールとか楽しそうなことだらけなんですけれど・・

それでも、部屋から出てはいけません

折角なので、お部屋のTVで見れる「InーRoom Entertainment」の「YOGA」をやります。

 

食事の提供方法やお部屋のことなど、SHN生活については → 前半後半

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