【コロナ禍 11月】シンガポール で14日間隔離(SHN)体験 前半

シンガポール新型コロナ

いよいよSHN開始です。

部屋から一歩も出ずに、ホテルで14日間生活します。
到着日から数えて14日経過した翌日12時が解放時間です!

ホテルでの生活はどのようになるのでしょう。受けられるサービスについては政府が方針を出しているようで、どのホテルに隔離となっても大きな違いは無いようです。

部屋の掃除を含め、全て自分で完結させる必要があるので、快適に過ごすためのグッズや愛用しているものがあれば、準備するのがお勧めです。

それにしても運動不足、野菜不足。外に出てお散歩したいです・・。

シンガポール日本大使館
 → 新型コロナウィルスに関する情報提供

SHNのあらまし

日本からシンガポールへ入国する全ての人に対し、シンガポール政府は14日間の隔離を義務付けています。これがSHN(Stay Home Notice)です。同時に、期間終了前のPCR検査と、陰性結果であることも義務付けています。

11月に入ってしばらくしてから、日本での感染者拡大を受けビジネスでの短期滞在者(ビジネストラック)についても、SHNが義務付けられました。

SHNは政府の指示ではありますが、自費です。

14日間のSHN (SGD 2,000) + PCR検査費用 (SGD 200

日本との行き来の度に費用も時間も取られるとなると、9月からスタートしたビジネストラックで、日本との行き来のハードルがちょっと低くなったところだったので、残念です。

ホテルの部屋の様子やサービスは?

部屋

割り振られた部屋は40㎡で、キングサイズのベットが入っています。窓は開きませんが、空間は快適です。

一般的な電化製品は使えます。テレビ・湯沸ポット・ドライヤー・冷蔵庫。WiFiももちろん使えます。
冷蔵庫は空っぽですが、インスタントコーヒーとティーバックの紅茶がついています。

そして、全室禁煙です。これを破った場合は、追加のクリーニング費用が請求されます。

困ったことがあれは、電話でフロントへ連絡します。必要な物は、ドア外に設置された台に置いてくれます。ホテルスタッフとの接触は一切ありません。

食事

SHNは、朝・昼・夜、三食の食事付きのプランです。

ホテルのロビーでチェックした料理(International / Vegetarian / Halal)が決まった時間に運ばれてきます。

朝 7:30am 〜 9:30am
昼 12pm 〜 2pm
夜 6pm 〜 8pm

運ばれてきた料理は、備品類と同様ドアの外の台に置かれます。そこで、ドアベルを鳴らしてお知らせしてくれます。
朝食にはりんごとジュースが、昼食には缶のお茶、夕食にはデザートが必ずついてきました。


(ある日の朝・昼・夜)

シンガポールは水道水が飲めるので、ポットで沸かして飲むよう言われました。

食べ物類のデリバリーも可能です。
部屋にメニュー表がありました。料金は部屋に付けられるので、SHN終了時に精算です。

 

部屋のクリーニング

部屋のクリーニングは滞在期間中ありません

クリーニングが入らないので、各自それに対応するよう、ルールが決められていました。

溜まったゴミ → 備え付けのゴミ袋に入れ3pm〜9pmの間にドアの外に
アメニティの補充 → 7日後に補充
追加で必要なもの → 電話で依頼 3pm〜6pmの間にドアの外の台に置いてくれます。精算はチェックアウト時。)

ベッドメーキングが入らない代わりだと思うのですが、小さなホウキとちりとり、雑巾に洗剤がついていました。

私は自宅用にと、いくつか掃除グッズをスーツケースに入れていたので、ホテルで使えました。

洗濯物

部屋についているランドリー用ビニールに入れ、10amまでに部屋の外に出します。洗い上がりは翌日夕方です。もちろん、仕上がった洗濯物は部屋の外の台に置かれます。

洗濯は85°Cの高温になるので、その温度での洗濯に耐えうる衣類だけ出します。アイロンはかけてくれません。
私は下着類は手で洗っていました。お部屋ではなかなか乾かないですけれども。

料金は、1アイテムSGD1.5

使用済みリネン

バスタオルは三日に一度の交換です。使用済みタオルは部屋の外に出します。

シーツ類は一週間に一度。自分で付け替えです。ベットが広いだけに、ベットカバー付け替えるのは難しそう。

これらはホテルが滞在日数を計算して提供してくれるのではなく、自分のリクエストベースでした。

デリバリー

grab foodなど外部業者のデリバリーを含めた差し入れは、3pm〜6pmの間にホテルの入り口でスタッフに渡してもらいます。ホテルのスタッフが、部屋の外まで運んでくれます。

アルコールを飲む人はデリバリーしてもらうか、予め自分で準備しておくか・・。

自分の荷物を配送することも可能です。ただ、配送業者へ渡す前にホテルのスタッフが消毒をするようなので、時間に余裕を持った依頼が必要です。

MOHからの電話確認

MOH(保健省)からほぼ毎日、確認の電話が来ます。
ホテルに滞在しているのでそんなにかけてこなくてもと思いました。

聞かれる内容です。

・FIN番号
・体調
・宿泊しているホテルや部屋番号
・他に人はいないか

大体、このような質問です。電話は全て違う人から掛かってきました。1日複数回の時もあり、時間も決まっていなかったので、常に気にしておく必要がありました。基本、夕方が多かったです。

午前中に電話がかかってきたときには、前日の私の居場所がトレースできていなかったとのことで、外に出てなかったか、何故つながらなかったのか根掘り葉掘り聞かれました。
こちらも、外へ出れるような環境じゃ無いのですけれども・・。

主人が自宅隔離していた際には、詐欺のような電話もあったらしいです。クレジットカード番号を聞いてくるという!

 

滞在後半にはPCR検査が予定されています。無事に乗り切れることを祈るばかりです!

 → 【コロナ禍 11月】シンガポール で14日間隔離(SHN)体験 後半

 

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とにかく、運動不足になるので事前に対策を。
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