シンガポールで人気のバーベキュージャーキー、バクワ(Bak Kwa)。
甘めのしっかりした味付けで、ジャーキーよりカロリーが高そうですが、食べやすくて私は好きです。
ところが、残念なことに日本への持ち込みは出来ないのです。
どうしてもあの味を諦めきれない!
大丈夫です。銀座にお店がありました。オンラインでも販売しています。
バクワのお店も紹介します。
シンガポールで人気のバクワ
チャイナタウンの駅のそばを歩くと、お肉の香ばしい香りがします。
四角くカットされた薄いお肉を炙っている香りです。
Bak Kwa(バクワ)という、中国発祥の甘塩っぱい味付けがなされたジャーキーのようなお肉です。その薄く伸ばしたお肉を乾燥させ、火で炙って香ばしくしたものをいただきます。
中国発祥ですが、シンガポールやマレーシアに渡ってから、独自の特徴が生まれ(甘みが強まったり炙って香ばしさを出すなど)、今のバクワとなりました。
ウィキペディア バクワとは
豚肉のバクワがポピュラーですが、牛・鶏・アヒル・羊でも作られており、チリ風味など、シンガポールならではの味付けも登場するなど、進化している様です。
お肉ということで、ちょっと贅沢品。
昔は旧正月などの特別な時に奮発して食べたところから、今でも旧正月にはバクワを買い求める人の列が長くなるらしいです。(今年はどうなるのか・・)
(チャイナタウン 旧正月の飾り付け準備中)
この記事を書くために、私の好きなお店のオンラインショップを見ようとしたところ、アクセス集中でサーバーがダウンしておりました💦
(今年のシンガポールの旧正月は、2021年2月12日、13日の2日間)
コロナで、間隔を開けて並ぶ様になったことで、列が例年より長くなるってこともありそうですね・・。
バクワのお店紹介(シンガポール)
シンガポールで人気のバクワ、当然その食べ比べ記事はたくさん存在します。
食べ物は好みでもあるので、ランキングではなく、バクワのお店をたくさん記載しているサイトを見つけました。目次(Table of Contents)には16のお店が乗っているので、とても参考になります。
BEST BAK KWA IN SINGAPORE ALMOST COMPLETE GUIDE
そうは言っても沢山の中から選ぶのが、難しい時もありますので、チャイナタウンのお店をいくつかピックアップしてみました。
- BEE CHENG HIANG (美珍香)
シンガポールで店舗数が最も多いお店。オーチャードにも店舗があります。
- FRAGRANCE(香味)
ちょっと変味も展開。バクワ以外の商品取り揃えがあり、日本へのお土産を探すのに楽しいです。
- LIM CHEE GUAN (林志源)
旧正月前のこのお店の行列は風物詩となっていた様です。コロナ対策で、今年は注文は全てオンラインでの対応となっています。店舗は受け取りのみの様です。ソフトでジューシーなバクワ。
- KIM PENG HIANG (金品香)
シンガポーリアンから大人気のお店です。店舗は一つしかなく、オンラインショップもありません。旧正月前なら、数時間並ぶ覚悟が必要です。
こちらのお店はダウンタウンではなく、ケンバンガン駅が最寄りです。
465 Changi Rd, Singapore 419886
チャイナタウンにはこれら以外にもまだ沢山のお店があります。
そして、考えたこともありませんでしたが、家でも作れるらしいです。お店紹介の動画と同じくらい美味しい作り方の動画も出てきました。
手間はかかりそうですが、自分好みの味付けで作れるので、やってみるのも有りなのかと・・。
日本には持ち込めません
肉製品なので、日本への持ち込みが可能か確認してみます。
動物検疫所の畜産物の輸入について確認すると、
と書かれています。(農林水産省 動物検疫)
アメリカ・オーストラリアなどは、検査証明書付のついた日本に持ち込み可能な食肉製品が販売されていますが、シンガポールで買うバクワに、検査証明書がついているのかわかりません。
空港でもバクワは販売されているので、日本へ持ち帰っていいのかと思いがちですが、残念ですが、現時点では日本への持ち込みは出来ない様です。(今後、検査証明書月のものが販売されれば、日本持込時に動物検疫を受けることで、持ち込みが可能となると思われます。)
日本でバクワを楽しむには
では、日本でバクワを食べるにはどうしたらいいか。
実は、BEE CHENG HIANG(美珍香)の支店が銀座にあります。
そう、嬉しいことに、日本で購入出来るのです。そして、オンライン購入も可能です。
ただ、オンラインで扱っている商品は、真空パックのものだけなので、バクワの香りを存分に楽しみたかったら、銀座の店舗へ行くのがいいかもです。
一瞬でシンガポールに行ける・・かも。