シンガポールのサウスエリアで、自宅用の切り花を買うなら・・
チョンバルマーケット(市場)がリーズナブルでいいなと思っています。
そんなマーケットでワイルドフラワーの花束を購入しました。
乾燥に強い南半球に自生する花です。
シンガポールでも、しっかり長持ちしてくれます。
チョンバルマーケットの花屋さん
シンガポールの南に位置するチョンバルマーケット。
1階のマーケット、入り口入ってすぐのところにお花屋さんが3軒有ります。
どのお店で買っても差はそれほど無い気がしますが、得意なものが少しづつ違うようなので、目的に合ったお店で買えたらいいかな〜と思います。
それぞれのお店の特徴を簡単に。
正面の入り口から入って、
右 (NATURE HARVEST FLORAL & LANDSCAPE)
バラの種類が多いのはこちら。
比較的新しいタイプの花の取り扱いはこちらが一番多いと思います。
左 (名前わからず)
菊の品揃えが豊富です。
自宅に飾りやすい、小さな花束もリーズナブルに販売しています。
バラ売りの蘭も買いやすいです。
鉢物も有ります。
右二軒目 (SOON HENG FLORAL)
代々、この場所で花屋を経営しています。
お店の真ん中で、お母さんが素敵な花束を作ってくれます。
(失礼ながら、お任せしていいのかしら・・と思いますが、大丈夫です!)
シンガポールらしい花が得意。
ワイルドフラワーの花束をチョイス
今回私が購入したのは、たまたま目に止まったワイルドフラワー。
可愛く綺麗に纏まっていて、日本では買えないお値段だったこともあり、決めました。
(S$20 / 1,600円)
右側のお店、どちらともで販売していました(料金も一緒です)。
バラも買いたかったのですが、10本まとめて売られていて(S$10〜)花瓶に入らないわ・・と、今回は諦めました。
ワイルドフラワーとは
買ったのは、ワイルドフラワー。
ワイルドフラワーとは、オーストラリアや南アフリカなど、南半球に自生する固有の花の総称です。
(南アフリカ原産のものを、ネイティブフラワーと呼ぶことも)
葉や花弁は肉厚で、乾燥に強く、ドライフラワーにし易いという特徴もあります。
長持ちで、見た目も独特なのです。
私達にも、比較的馴染みのあるユーカリは、ワイルドフラワーに分類されます。
今回の花は
花束には、こんな花が使われていました。
ピンクッション
南アフリカ原産で、針山の様な見た目からピンクッションという名がつきました。
赤・黄色・オレンジの花があります。
針のような一本一本は雌しべ。
日本で咲く花とは、明らかに異なる見た目。
一輪だけでもその存在感から、目を引きます。
リューカデンドロン
葉のように見えますが、形や色の付き方が花のようにも見える、リューカデンドロン。
内側に丸い実が形成されているのですが、周りは苞葉(ほうよう)。
リューカデンドロンは品種が多く、赤っぽいもの・黄色味がかったもの・内側の実の部分がしっかり見えるものなど、様々です。
普通の花と比較すると、日持ちは3倍以上!?
ワックスフラワー
花に光沢があり、まるでロウをかけたように見えるところから、ワックスフラワーという呼び名がついています。
白・ピンク・紫などの花色があり、開花してからも比較的長く楽しめます。
花や蕾、葉が散りやすく、ドライフラワーにはあまり向いていないかも知れません。
5枚の花びらの花の形は、梅の花にも似ています。
バーゼリア
蕾の集まりが球状になったバーゼリア。
こちらも品種は豊富。ピンク色がかっていたり、球の大きさもいろいろだったり。
シルバーの物も見かけますが、こちらは科は同じ(プルニア科)だけれども、属が異なるシルバーブルーニア。
花束に丸い球が入ると、花や葉とはまた違う質感が加わり、より深みのある花束になります。
生花をドライフラワーにするには、花が一番いい時に水から上げて乾燥させます。
一番いい時は花瓶で眺めたい私は、生花のままで楽しみました。
乾燥に強いワイルドフラワー、暑さに強いので、シンガポールで飾る花としてはお勧めです。
(湿気には注意:水は毎日変えましょう!)