本日（9月27日）より、再び行動する人数の単位が2人に制限されます。
集まっていいのは2人まで、食事をするのも2人まで。
タクシーに乗るのも2人までです。
アフターコロナへの道は、行ったり来たりしながら少しづつ進むものなのですね。
9月27日よりシンガポールの規制は再び強化
シンガポールの新型コロナ感染者数の増加が止まりません。
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9月18日 |
9月25日 |
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ICU患者数 |
18 |
27 |
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酸素吸入要患者数 |
105 |
165 |
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新型コロナ陽性者数 |
1,005 |
1,424 |
9月の初めは、一桁台だったICUの患者数（下グラフ オレンジ）も、ジワジワと増加。
感染者数の増加速度は、政府の想定を超えていたようで、9月27日から10月24日まで、新たな行動規制についてのアナウンスがMOH（Ministry of Health：保健省）よりありました。
ロックダウンなどの経済活動の停止は予定していないものの、いくつかの行動について規制強化を決めたのです。
そうすることで、感染者の増加ペースを緩やかにして、医療施設への負担を減らすのが目的です。
（二週間後に振り返りを実施予定）
金曜日の夕方、大きくは以下の三つの制限について、アナウンスがありました。
- 食事は5人から2人へ（ワクチン接種済）
- 集団行動・来客は2人まで
- 仕事は基本、在宅勤務（WFH）
上記以外にも、
- 学校も家庭学習の期間が10月6日まで延長
- ブースターの接種対象年齢の拡大（50〜59歳）
- 週末も営業する新型コロナ感染テスト施設の増設
MOH | Not seeing the page you want?Ministry of Health (MOH) is an innovative, people-centred organisation, committed to medical excellence, the promotion o...www.moh.gov.sg - 新型コロナクラスターの地図サイト公開（10月1日より）
- 影響を受ける業種へのS$6.5億のサポート
- 60歳以上は高齢者の宗教活動への参加を控える
- タクシーへの乗車は2人まで
などの制限や施策も進められています。
MOH：
STABILISING OUR COVID-19 SITUATION AND PROTECTING OUR OVERALL HEALTHCARE CAPACITY
また、無症状や軽傷者の新型コロナ陽性者については、自宅療養での回復プログラムも始まっています。
濃厚接触者となった場合の行動
シンガポールでは、TraceTogether（トレーストゥギャザー）という、アプリを導入しています。
これにより、濃厚接触者の特定を素早く行うことが出来ます。
感染者数の増加に伴い、自分が濃厚接触者となることも十分考えられます（陽性になる方もありますが）。
どんなことが起こるのか、知っておくに越したことはありません。
濃厚接触者となった場合、一報はMOHよりやってきます。
- eQO（electronic Quarantine Order：電子隔離命令）をSMSで受信
- すぐ家に帰り、バスルーム付きの部屋で隔離を開始（部屋の換気はこまめに）
ただし、自宅が隔離に不適切な場合は、政府指定の施設で隔離 - QOは10日間（その間PCR検査以外での外出は禁止）
- PCRテストは、隔離の開始時と終了時に実施
- 自宅近くの地域スクリーニングセンター（RSC）にオンライン予約を入れ検査
SASH（Swab and Send Home）クリニックの開業医検索 - ART（Antigen Rapid Test：抗原迅速検査）のテスト結果を、毎日午後12時までに提示
（キットは予めRSCで受け取っておく） - 隔離10日目に、PCRテストが陰性の場合、MOHよりSMSが届き、QOは終了
報告義務はないようですが、その後も14日までは、ARTテストを毎日行うよう記載があります。
これらの情報はMOHのサイトに掲示があります。
When informed as a close contact of a positive case
自宅療養についても、同様に掲示があるので、万が一コロナに感染してしまった時はこちらを参考に。
Guide on What to do Home Recovery
ちなみに、自宅療養となる前提条件は、
- ワクチン接種済み
- 12歳〜69歳
- 無症状または軽症
- 持病などがない
- 自宅隔離可能な部屋がある
- 80歳以上の高齢者や妊婦、免疫力が低下している人などと同居していない
です。
直近でちょっと心配なこと
日曜日に、野菜と果物の卸市場が、9月27日から3日間クローズするというニュースが・・。
数ヶ月前の魚卸市場と同じ状況が、野菜と果物でも！
卸市場関係者の間で、新型コロナ陽性者が出ています。
クローズとなるのは、Pasir Panjang Wholesale Centre。
シンガポールの輸入果物の30%、輸入野菜の50%を担っている市場だそうです。
必要以上に買いすぎないようにとの、お達しは出ているようですが・・。
家にある野菜だけで、何とか一週間しのげるのか！？
魚市場の時も、心配でしたが、ウエットマーケット（市場）の魚屋さんはクローズしたものの、ローカルスーパーでは魚を買うことが出来たので、なんとか大丈夫なのでしょう。
The Straits Times：
Pasir Panjang Wholesale Centre to close for 3 days after Covid-19 cases found
