日本で使っているのと、同じようなものは手に入るのかしら?
海外で生活を始めるにあたり、家の細々したことをやる身としては、お掃除道具や台所用品などの日本で使い慣れたものが手に入るのか?は、気になるところです。
一番の心配は「食」ではありますが、「生活」の方もちょっと心配です。
「日本の家」って?
当初、シンガポールに単身で住んでいた夫と、まだ日本に住んでいた私の会話です。
今、外なの?
スリッパ見てる。
海外はスリッパ履かないから、売ってないでしょ?
「日本の家」にあるよ。
え?
そりゃあ日本からの船便の隙間にスリッパ入れたけど、まだ届いてないでしょ。
だから、「日本の家」に売ってるんだって。
は?
意味がわからない。
うちには新しいスリッパはもう無いよ。
以下、噛み合わない会話が続く・・・。
そう、シンガポールには「日本の家」(JAPAN HOME)という、日用雑貨などを販売するお店があるんです。
日用雑貨の購入場所
日用雑貨は「日本の家」で買えますが、それ以外にも入手可能な場所が沢山あります。
- 日本の家 (JAPAN HOME)
シンガポールの家庭用品の小売りチェーン店。
前出のように、スリッパも売っています。台所用品や、掃除グッズ、プラスチックケースなど、有ったら便利なものが置かれています。
シンガポール内、45店舗以上展開しています。 - Mr. D.I.Y.
こちらはマレーシアを中心に展開し、生活に関する全般をカバーするチェーン店です。
シンガポールには10店舗と数は少ないですが、売り場面積が広く、カー用品から家に関するありとあらゆるすべてのものを販売しています。電球やコンセント、蛇口やペンキ、クッションやカバー類に、台所用品・・。デザインにこだわりが無ければ、それらのお値段は良心的です。
- DON DON: DONKI(ドンキホーテ)
日本のドンキホーテより生鮮食品類が充実していることで、シンガポールに住む日本人でお世話になったことの無い人は、いないでしょう。
日用雑貨も日本で売られているものと全く同じものが手に入ります(値段は別にして)。
(Photo:Don Don: Donki)
- IKEA
スウェーデン発祥の家具・生活雑貨のお店です。
シンガポールでは、3店舗展開しています。リネンや食器類がリーズナブルに手に入ります。
シンガポールで、家具付き賃貸マンションに住んでいますが、ベットカバーなどのリネンはついていませんでしたので、IKEAで購入しました(夫が)。
- FairPrice Xtra
FairPriceはシンガポールのローカルスーパーですが、Xtraが着くと、売り場面積が広く、衣類やちょっとした電化製品や、日用雑貨類も置いています。
- Daiso Japan Singapore
言わずと知れた、日本の百均「ダイソー」です。
シンガポールでは「2$」ショップ(160円)として営業しています。
(Photo : Daiso)
有難いことに、家の近所のショッピングセンターに「日本の家」も「Mr. D.I.Y.」もあるので、結構便利に利用しています。
シンガポールはなんでも揃います
値段はさておき(重要な要素ではありますが・・)、シンガポールでは、ほぼ日本と同じ生活がおくれます。
これほど、日本と同じ物が普通に手に入る外国は、他にないのではないでしょうか。
食料品についてもですが、日用雑貨についてもです。
食材の調達については以前の投稿を → シンガポールで普段の買い物をどうしているか
そういう意味では、シンガポールは初めて海外生活を送るには、適した国なのだと思います。
それ以上に、治安がいいことも、日本人が多く住む理由の一つです。
2020年度の世界平和度指数(Global Peace Index)を見ると、シンガポールは7位。日本の9位より上なんです。
シンガポールに住む日本人の数も、外務省の海外在留邦人数調査統計を見ると、3万5千人以上となっており、国別の邦人数では11番目にランキングされているのです(2019年調査)。
東京23区程の広さの国で、この人数で11番目と考えると、密ですね。
シンガポールにやって来て、2ヶ月が過ぎた本日の夕飯時の夫婦の会話です。
次の投稿は「日本の家」にするんだ〜
そういえば、住宅ローン確認してなかった。
いや、そっちの「家」じゃないから。
未だに混乱するんです、このネーミング。