2022年の旧正月(CNY:チャイニーズニューイヤー)は、2月1日、2日。
CNY直前の、チャイナタウンと街の様子です。
チャイナタウンの飾りつけ
クリスマスは、オーチャードへツリーのデコレーションを見に行きましたが、CNY(チャイニーズニューイヤー)はチャイナタウンです。
毎年、チャイナタウン駅そばの交差点には、翌年の干支オブジェが設置されます。
寅年の今年、オブジェはこの様でした。
中央分離帯にも沢山のトラが配置され、
道路には電飾が施されます。
毎年このパターンで飾り付けが行われています。
道路の電飾は3カ所。
サウス・ブリッジ・ロード
ニュー・ブリッジ・ロード
ニュー・ブリッジ・ロードと並行にならぶユー・トン・セン・ストリートももちろん飾り付けがあります。
チャイナタウンで見るCNYグッズ
CNY用の飾り付け用品も、あちこちで販売されています。
地下鉄からエスカレーターで地上に上がり、パゴダストリートへ。
途中で右折し、トレンガヌ通りへ入ります。
突き当たって、左がBuddha Tooth Relic Temple(シンガポール仏牙寺龍華院 )。
(広場には、様々なペイントが施されたトラが)
右はChinatown Complex(チャイナタウンコンプレックス)。
チャイナタウンコンプレックスは、地下がウエットマーケット、1階は小売店、2階はホーカーセンターになっています。
CNY用の飾りは、1階で販売されています。
赤と金で埋まっているなんて、有難いことしか起きない気がします。
飾り物以外で多くの人が購入するもの
飾り物以外で、CNYに向け多くの人が購入するものがいくつかあります。
オレンジ(マンダリン)
CNYの期間中、オレンジは手土産であり、お持ち帰り品でもあります。
オメデタイ意味をもつオレンジ2つを渡し合う事で、運を回すという意味もあり、お店では箱入りオレンジが登場します。
昨日、我が家にもやってきました♪(こちらからお返しはしていませんが・・・)
Yusheng(ユーシェン) / 魚生
ユーシェンは、刺身と千切り野菜のサラダ。
縁起物の食事で、ローヘイと言いながら、みんなでこのサラダをお箸で高く持ち上げます。
食材一つ一つに意味があり、盛り付けやローヘイをしている時に、幸せな未来が訪れる様、願いの言葉を呟くそうです。
飲食店では、ユーシェンの予約受付中。
スーパーでもユーシェンセットがいろいろ売られています。
(アワビ入り)
バクワ
甘辛く味付けしたバーベキュージャーキーです。
例年、買い求める人で大行列になるという、LIM CHEE GUAN (林志源)。
予約済分を受け取る人のみだと思いますが、行列になっていました。
CNYの事前予約はもう締め切っています。
チャイニーズニューイヤーの音楽
モールやスーパーに行くと、この時期よく聞く楽があります。
Gong Xi Gong Xi:恭喜恭喜(ゴンシーゴンシー)
新年を祝う曲ですが、短調?。
暗い曲調の音楽ですが、「ゴンシーゴンシー」の繰り返しが、やけに耳に残る歌で、頭の中でリフレインされがちです。
こちらの記事によると、
1945年の第二次世界大戦終結時に、日本の敗戦と中国の解放を祝うために作曲されたもの
となっていて、日本人としては複雑な気持ちになります。
YouTubeに「ゴンシーゴンシー」の練習動画が。
中国語の勉強になるかも。
CNYまで、1週間切りました。
ホーカーセンター(屋台街)にはこちらの方も設置されています。
五路財神の1人、「趙公明」。
金運を呼び込む神様です。
CNYを迎える準備は、万端です。