近所のお気に入りの公園、HortPark(ホートパーク)。
赤系の花をいくつか見かけたので、調べてみました。
公園を1時間ほど歩いただけで、いろいろな花を楽しめます。
HortPark(ホートパーク)へ再び
HortPark(ホートパーク)は、私が好きな近所の公園です。
子供の遊び場があるのはもちろんですが、それ以外にもカフェやレストラン、なんと言っても、花がいろいろ植えられているところが嬉しいのです。(コロナ前はワークショップなども色々開催されていました)
お花を見ながらお散歩するのに、ちょうど良い公園。(夕方、もしくは午前中の早いうちに行くのをお勧めします)
以前にも、様子を紹介しましたが、
まだまだ、紹介しきれていませんでした!
レインツリー (The Rain Tree:Samanea saman)
シンガポールの街路樹でよく使われているのが、このレインツリー。
樹高は10m以上になります。
当然、木の天辺に咲く花を間近で見る機会がありませんでした。
それが、公園の出口近くにある橋に登ったところで、思ったより近くに見えました!!
アップで見ると、筆のような花です。
「レインツリー」と言う呼び名の他に、「アメリカネムノキ」とも呼ばれます。
ネムノキ亜科の花は、この綿毛風の花が多いです。
もう一つの、もっと有名な呼び名は、「モンキーポット」。
日本風に訳すと・・、「日立の樹」。
日立のCM「この木何の木、気になる木・・」の木は、レインツリーです。
(Photo:Hitachi)
レインツリーは、熱帯アメリカ原産の木ですが、1876年にシンガポールに持ち込まれ、1881年以降植樹が正式に行われるようになり、街路樹としてシンガポール中に広がったとか。
シティ・ホール駅の近く、コノート・ドライブ通り沿いに植えられたレインツリーは、その当時植樹されたものと推定されるのもあり、ヘリテージ・ツリーとして認定されています。
参考:https://www.nparks.gov.sg/gardens-parks-and-nature/heritage-trees/ht-2015-266
ユーカリップス・サマーレッド(Eucalyptus cv. Summer Red)
オーストラリアが原産のユーカリップス・サマーレッド、ちょうど開花時期でした。
花が散った後の実は、フラワーアレンジでも使われます。
実は、生より、ドライフラワーが人気かもしれません。
ファイヤークラッカー(Firecracker plant: 花丁子 はなちょうじ)
見た目がそのまま花の名前になった、ファイアークラッカー。
背の低い植物で、花も細くて小さいのですが、その形は可愛らしく、色も鮮やか。
参考:https://www.nparks.gov.sg/nparksbuzz/nov-issue-2020/facts/firecracker-plant
バナナの花
バナナの花の咲き方は、他の植物には無いのかなと思います。
先端に付いている、赤いのが花ですが、その赤い部分は苞葉。
間からちらりとのぞく黄色いのが、花です。
バナナが実るのは、この部分です。
バナナの花は、画像の下にあるバナナの位置から咲き始め、苞葉を一枚ずつ脱ぎ捨てながら、上へ上へと伸びている・・。(実際には、下への場合の方が多いです)
そんな、バナナの花にも花言葉がありました。
「風格」。
花というより、バナナの木全体のイメージから付いた花言葉のようです。
セイシボク(Excoecaria:青紫木)
花ではありませんが、葉の色が印象的なセイシボク。
表は斑入りのごく普通の葉ですが、裏は真っ赤。
コントラストに驚きます。
熱帯地域原産で、背はそれほど高くなりません。
光合成を効率的にするために、裏が赤くなっているのだとか。
トウダイグサ科(毒を含んだものが多いそう)の植物なので、樹液には注意をした方が良さそうです。
写真を撮ったときには何も知らなかったので、気にせず触ってしまいました。
時々、垣根に使われていますが、これからは見るだけにします。
ウェディングセレモニーも
この日も、ウェディングの予定があったようです。
ちょうど式を挙げている最中でした。
新郎新婦の立っている向こう側は水面で、その先には緑が広がっていて、とにかく素敵な場所です。
式のセッティングなどは、すぐ隣にあるレストランで対応してくれます。
普通の食事で利用することも出来ます。
公園には駐車場もあるので、散策する機会があれば是非。