この、ニラのような野菜は何かしら?
最初に指定したものが売り切れで、これしかないと示された中から、これで・・とテイクアウトした野菜が美味しい。
調べてみたら、青龍菜っていう野菜でした。
市場で売っているので、見かけたらお試しあれ。
何だかわからない野菜料理を注文
それはもう売り切れだよ。
テイクアウトの注文で、言われてしまいました。
注文可能な野菜料理はもう残りわずかで、しかも後ろにも人が並んでいます。
This one, please.
ええい、ままよ! と指差したのは、
「Mushrooms Chives 双菇青龙菜」。
「マッシュルーム」と「菜」の字で、それほど謎のものが来る訳でもないでしょう・・と、決めました。
きのこと青菜の料理・・(味付けは全くわかりませんが)なら食べられそうです。
家に帰り、蓋を開けてみると・・
ちょっとオイスターソースで味付けされた、トロミのついた一品で、ニラより柔らかく香りも強く無く、クセのない食べやすい野菜でした。
これ、美味しい!!
この野菜は青龍菜
調べたところ、「青龍菜」の名前で売られているようです。
マレーシアの Cameron Highlandsで栽培されたものが、シンガポールに輸入されています。
https://www.facebook.com/pg/Lhyvege/photos/
(Photo : Lhy vege enterprise)
英語では、Green Dragon Chives、Royale chivesまたは、Chinese garlic chivesなどいくつか呼び名があるようです。
中国語ではqing long cai(青龙菜)。
Chiveは「ニラ」と思っていたのですが、改めて調べてみると、「西洋アサツキ」と出てきました。
ニラの意で使う時は、「Chinese chive、Green chive」と呼ぶのですね。
「青龍菜」はこの中でも、黄韮を柔らかく、繊維を少なくしたもので、Chivesを育てた後、上部を切り取って上に黒いネットをかけて、日光を遮りながら育成させるそうです。
日光に当てないことで、繊維質が少なく柔らかい食感になるとのこと、栄養豊富(ビタミン、ミネラル、抗酸化物質などを含む)で、カロリーが低い、かなり嬉しい野菜です。
市場で購入
市場に何度か出かけた後に、とうとう売っているのを見かけました。
もちろん、即買い。
柔らかいので、折れない様に薄紙に包まれて販売されていました。
今のところ、市場ではS$1.50(120円)程度で買っています。
家の近所の市場では、常に入荷されるわけでは無く、買えるときの方が少ないです。
チョンバルなどの大きい市場だと、手に入りやすいかもしれません。
調理と注意
さて、家での調理です。
- 洗う
大きなボールにしばらく漬けて汚れを落とすのが良いですが、4〜5センチほどにカットしたものをたっぷりの水で洗って、野菜の水切り(サラダスピナー)で一気に水切りしてしまうのが簡単です。
- ガーリックは相性良し
他の野菜もですが、ガーリックを入れると間違いなく美味しくなります。
他に、卵・えび・練り物・・などちょっと味が出るものも入れます。
味付けは、オイスターソース、コンソメ、塩胡椒など、どれにしても美味しいです。
- 注意点
すぐに火が通るので炒めすぎない!
水分が結構出るので、軽くとろみを付けて出てきた水分も一緒に食べる様にすると、合理的です。
青龍菜、洗った後はこんなに量があって2人で食べ切れるかしら?と思うのですが、
火を通すと、豆苗を彷彿とさせる量の減りようです。2人で、あっという間に食べてしまいます。
YouTubeでレシピを見ると、もやしと合わせてカサマシ(?)する案が結構出ていました。その場合は、もやしに火が通ってから、青龍菜を加えますよ~。