暑い国では、どんな花が使われているのかしら?
お店の前に置かれている、開店祝いの「スタンド花」です。
気温に対抗すべく、出来るだけ持ちの良い花と、花以外のグッズで華やかさを演出している様です。
開店祝いの花
ショッピングモールを歩いている時に見かけました。
開店祝いの花飾りです。

むむむ・・
アレンジとして素敵かというと、かなり微妙な気がします。
が、やはり暑さのせいで、飾れる花も限られてしまうということでしょうか。
使っている花
どのアレンジにも、ガーベラが使われていました。
ガーベラは、花もちが良く、色が豊富で、花が開いているので存在感があり、価格が控えめ(日本ではそうなので、シンガポールもでしょう)です。
大きなアレンジの空間を埋めていくのに、ちょうど良い花ということでしょうか。
トップの写真では、カラーも使われています。これも持ちの良い花です。他には、・・シンガポールの国花、蘭も使われていました。
そして、グリーンは・・この国では選びたい放題。
あとは、花以外の素材、ペーパーにリボン、風船です。
花束を見た時にも思ったのですが、ペーパー使いが上手いと感じます。
形を作ったり、色合わせをしてみたり。
花以外の素材を使う理由としては、最初に華やかさと書きましたが、一番は価格です。それは、どこの国でも共通だと思います。
日本では馴染み深いバラや百合は、このタイプのアレンジでは、まだ見かけていません。
(photo : 日比谷花壇)
お花屋さんのサイトを確認
シンガポールの花屋さんのオンラインショップも見てみました。
やはり、ガーベラを使ったアレンジが圧倒的に多かったです。
(Photo : Simply Hamper)
高級花店だと、バラが使われていたり、花の量が多かったりちょっと雰囲気が違うものが作ってもらえそうです。ただ、値段もガーベラを主流にしたアレンジと比較すると、5倍近くしていました・・・。
(Photo : The Floral Atelier)
ちなみに、開店祝いなどの花は、
- Congratulatory Standies
- Congratulatory Floral Stand
- Congratulatory Flower Stand
- Grand Opening Flowers
と、お店に寄って呼び方が少しづつ違っていました。
英語では、日本の様にお祝いで飾る花 =「スタンド花」という、物を差す単語は無いのですね。
気温が高い国で、切花はなかなか難しいです。
旧正月が終わり「猫柳」がなくなった部屋がちょっと寂しいので、我が家にもトロピカルな葉を飾るのはどうかしら?

でも、大きさが尋常じゃ無いのよね