デング熱は、蚊の媒介で感染する病気です。

背中を蚊に刺されまくった〜。

これは、ひどい!

ところで、デング熱って刺されたらすぐ発症するの?

・・わからない。
もう少しデング熱に詳しくなっておかないと、いざというときに困りそう。
今年増えている、ネッタイシマカについて
今年シンガポールで個体数が増えている、ネッタイシマカ。
カ科ヤブカ属の蚊で、ヒトスジシマカとともに、吸血でデング熱やジカ熱のウィルスを媒介します。
(ウィルスを持った人の血を吸った蚊が、別な人を刺す事で感染させます)
蚊を発生させないためには、水たまりを作らないことが重要と言われていますが、ネッタイシマカ、ヒトスジシマカともに、人間の生活空間にある、ペットボトルや空き缶、プラスチックの入れ物などに貯まった、ほんの少しの水で孵化するという。
そんな蚊なので、活動範囲は人家周辺。
ウィキペデイアで生態を見てみました。(ネッタイシマカ)
- 成虫の飛行範囲は100メートル程度
- うす暗い倉庫や机の下などにいて、24時間活動
- ネッタイシマカは気温27 – 30°C、湿度70 – 90%の地域に生息
- 吸血は昼間が多くメスのみ(産卵のため)
- 成虫の寿命は20日〜40日程度
蚊の寿命が意外に長かったので、蚊が部屋の中に入ってしまったら、殺虫剤でしっかり退治するのが良さそう。
蚊に刺されやすい人は?
蚊は血を吸う対象をどうやって見分けているのでしょう?
- 二酸化炭素
- 汗などの匂い
- 体温
- 黒
この四つの要素に当てはまる時が、蚊のターゲットとなりやすいそうです。
二酸化炭素の検知範囲は、4、50m。空気中の濃度差をキャッチし、ターゲットへ向かいます。
そこから、汗などの匂いが強い方向へ向かい、さらに温度の高い方へ。
色は、白と黒だけ認識する様で、暗い方を好みます。
アルコールを飲んでいる時は、特に注意。
体内で分解されたアルコールは、水と二酸化炭素に。通常時より多くの二酸化炭素を排出していますよ。
デング熱の症状と治療
症状
デング熱発祥による症状は、以前の投稿にも書いていますが、

- 急激な発熱(2~7日発熱)
- 重い頭痛(特に目の後ろが痛む)
- 吐気,嘔吐
- 関節痛や筋肉痛
- 発疹
などが現れます。
まれな重症化では、「デング出血熱」に(鼻血や消化管からの出血)なることも。
治療
デング熱に対する治療法やワクチンは存在せず、現れた症状を緩和することしかできません。
頭痛なら、頭痛薬で症状を緩和するなどです。
ただ、自分で判断して市販の薬を利用するのは危険で、体の他の場所の状態などと合わせて使用する薬の種類を見極める必要があり、お医者さんに診てもらうべき病気です。
デング熱発症までの潜伏期間
蚊に刺されてからデング熱発症までの潜伏期間は、多くのケースで、3〜7日です。
厚生省の海外渡航の注意を見ると、2日〜14日となっています。
蚊に刺されたその直後ではなく、2、3日後に熱が出た場合、注意ですね。
殺虫剤(スプレー)の効果的なまき方
置き型の虫除けは部屋に置いているのですが、入ってきてしまった蚊を退治するのに、殺虫剤をたまに使います。
NEA(シンガポール国家環境庁)が、家庭での殺虫剤の使い方をYouTubeで出していました。
シンガポールの殺虫剤、勢いがすごくて、使うのを最小限にするためにも、効果的な方法でスプレーしたいです。
スプレーする場所:
- ベッドの下
- カーテンの裏
- 部屋の隅
- トイレの裏
スプレー後は、部屋を締め切って10分放置。
NEA:家庭での殺虫剤の使い方
新しい虫除けを調達

あんなに刺されたんじゃ、置き型の虫除けは変えた方がいいかしら?
と、シンガポールのドンキホーテへ。
買おうと思っていたものは手に入らず、結局フェアプライス(ローカルスーパー)で、こちらのコンセントに差し込むタイプを買ってみました!
が、ガーン、コンセントの形が違った・・・。
結局、こうしています。

残念(泣)。
それどころか、不安定で危険じゃ無いかしら!?
良く見れば、裏の説明書にもコンセントの事は書かれていました・・・。
買いたかったのは日本でも使っていたこれ。スプレーなので荷物に入れられなかったのです。
1日ワンプッシュするだけでいいなんて、めんどくさがりの私にはぴったり。火もコンセントも不要だし。

別な店舗に行けば、売ってたりするのかしら!?