シンガポールで、「キャラメルコーン」のリコールが発表されました。
一瞬驚きますが、アーモンドアレルギー以外の人は食べても大丈夫です。
原材料名の記載不足による、リコールなので。
対象は、2022年3月22日までの賞味期限、80g入りのあの赤い袋の「キャラメルコーン」です。
キャラメルコーンリコールの記事
東ハトキャラメルコーン、リコール(製品回収)。
こんな文字が目に止まりました。

子供の頃お世話になったキャラメルコーンにリコールだなんて、何があったの〜?
そう思って、見てみると、SFA(シンガポール食品庁)は、東ハトのキャラメルコーンオリジナルフレーバーに未申告のアーモンドアレルゲンが含まれているとして、製品回収を発表と、なっていました。(2月11日)
参考:

原因は原材料名
リコールの原因は、原材料名の表記不足。
キャラメルコーンの成分にアーモンドが含まれているにもかかわらず、その表記がありませんでした。
(Photo:CNA)
アーモンドは、アレルギー原因物質の一つ。
SFAは、
公衆衛生を守るために、過敏症を引き起こすことが知られている成分を含む食品は、食品包装ラベルに表示しなければならない。
と述べています。
元々は、FSANZ(オーストラリア・ニュージーランド食品基準庁)の検査で、アーモンド成分が検出され、リコール対象となりました。
それが1月末。
オーストラリアから遅れること、1週間ちょっとで、シンガポールもリコールとなりました。
(Photo:FSANZ)
日本の表示を見てみる
東ハトのサイトを見てみました。
キャラメルコーンの原材料名やアレルギー情報にしっかり「アーモンド」の単語が入っていました。
(Data:東ハト キャラメルコーン)
海外向けの英語ラベルにアーモンドの記載が漏れていたのですね・・。
キャラメルコーンは、シンガポールでも人気だと思います。
シンガポールのショッピングサイトでも、簡単に買うことができます。
(Photo:Redmart)
リコール対象製品と食べてしまったら?
リコール対象となっているのは、以下賞味期限のオリジナルフレーバーキャラメルコーン(80g)です。
- Jan 11, 2022
- Mar 12, 2022
- Apr 5, 2022
- Apr 12, 2022
- May 10, 2022
- May 13, 2022
- May 22, 2022
該当する製品を購入していても、アーモンドアレルギーがなければ、食べても問題はありません。
日本では昔からあるお菓子がリコールなんて、ちょっと驚きましたが、国が国民のためにチェックしてくれているのだと思うと、安心します。
(オーストラリアも検査が厳しいのですね。)