日本もこうしたらいいんじゃ無いかしら?
そう思う車の交通ルールが、シンガポールにはあります。
- 左折用の信号が無い
- 右折と直進の信号は別
この二つは、事故が少なくなる気がするんです。
シンガポールの交通ルール
シンガポールの交通に関係することは、LTA(陸上交通庁:Land Transport Authority)が管理しています。
公共のバス・電車・モノレールの運営に、道路に関することなどです。
さらに、既存施設の運営だけでなく、未来の陸上輸送の構想を掲げ、それを実現すべく施策を行っています。
道路に関することで言えば、シンガポールは日本と同じ「左側通行」です。
運転席も車の右側。
大きな違和感なくシンガポールでも運転できる環境なのです。
自分で運転はしていないので、身を持って体験したわけではありませんが、シンガポールは、
日本より運転しやすいのでは無いかしら?
と思っています。
交通ルールが合理的で、主要な道路は中央分離帯があり、交差点も信号機の数も少なく、運転がスムーズに出来そう。
シンガポールは右折出来る場所を少なくする代わりに、Uターン用のレーンを設けています。
走行距離は伸びてしまいますが、信号停止が少ないので、トータルで見ると時間のロスは少ないのではないかしらと思えるのです。
交差点
交通ルールに関しては、交差点での違いが、一番多いと思います。
歩行者用信号はボタンを押して青になるのを待つ
交差点の先頭に立ったならば、ボタンを押すのはその人の義務(笑)。
後から来た人は、ボタンを押すと点灯する赤ランプを、絶対確認しています。
人通りの多い交差点では車の信号と連動して、歩行者用信号も変わりますが、多くはボタンを押さないと信号が変わらないタイプです。
車の左折には信号が無い
大抵は左折専用のレーンが設けられており、左折車は、歩行者・本線を走っている車を確認し合流します。
(左折レーンには必ずこの標識が)
信号に縛られることなく、自分が確認したタイミングで合流できるので、合理的な気がします。
横断歩道は絶対に歩行者優先
前出の左折車道路には必ず横断歩道があります。
そして、ここは完全に歩行者優先です。
日本よりこのルールが徹底している所が、左折に信号機が無くても事故がそれほど多く無いのでは、と思わせるのです。
ちなみに、交差点内に表示されている歩行者が歩く場所は、横断歩道のマークじゃ無く、白い点線。
(歩行者優先ではなく、信号機に合わせて横断します)
交差点の中は一時停止禁止
黄色い四角で囲まれた部分は一時停止禁止です。
交差点の中もこのマークが描かれているので、日本のように右折車が交差点の中央まで出てくることはありません。
右折車と直進車で別青信号
以下の4つの流れが、順番に青になります。
- 縦の右道路直進と右折
- 縦の左道路直進と右折
- 横の右道路直進と右折
- 横の左道路直進と右折
自分が横断できるのは4分の1のタイミングです。
この信号コントロールだと、待ち時間は長くなりますが、右折車と直進車の事故が起こりづらいので、良いなぁと思うのです。
この信号コントロールのおかげで、前の交差点内の一時停止禁止が可能になります。
車道
シンガポールも他の海外同様、一方通行が多いです。
歩く場合は、問題ありませんが、バスを利用する時は要注意。
行きで降りたバス停の向かいは帰りのバス停・・とはならないので。
バスを利用する場合は、Google Mapでしっかり確認です。
車道と歩道の間、車道の端に、書かれているラインにもそれぞれルールが。
- 白色ギザギザ一重線
前方に横断歩道あり - 黄色一重線
日曜日と祝日を除いて、午前7時から午後7時の間は駐車禁止 - 黄色の二重線・黄色ギザギザ一重線
即時の乗降車を除いて駐車禁止 - 黄色ギザギザ二重線
即時の乗降車も含め、例外なく駐車禁止!
タクシーの乗り降りの時は、足元の線にも気を付けたいです。
(ほとんどは、決まった場所で乗り降りですが)
歩道
シンガポールの歩道は、車道との間に、芝生や植え込みがあることが多いです。
(写真の左に車道があります)
個人的には、いろいろな緑や花を見ながら歩けるので、好きです。
また、歩道には、バス停や地下鉄駅から、最寄りのHDB(公団住宅)まで屋根がついていることがほとんど。
スコールの多いシンガポールならでは。
屋根があってよかった。
って、よくあるシチュエーションです。
番外編
公園を歩いているとき、見た看板です。
(木の枝注意)
この看板は公園の中なので、管轄はLTAではありませんが、一般道の街路樹もかなり大きいので、落下物の注意は必要だと思っています。
椰子の葉一枚落ちてきても、大怪我しそう💦
植物の成長もすごいですから!