シンガポールのインド、リトルインディアで驚きました。
スーパーの店先の花・花・花。
と言っても、全て花首だけ。
ヒンドゥー教徒の人は、日常的に花をこうやって利用するのでしょうか!?
リトル・インディアで見る花
少し前ですが、シンガポールのリトル・インディアに行った時に、沢山の花が売られていて驚きました。
花を売っているのはお花屋さんだけでなく、普通のスーパーです。
しかもその花は、茎が無い状態の花首だけ、もしくは、その花首をつなぎ合わせたもの。
ハワイの花でできた首飾り、レイなら知っていますが、インドにも花の首飾りが有ったとは!
どの様に利用されているのか、全く知らないのですが、とりあえず写真だけでもと撮影してきました。
(スーパーの店先は花で一杯)
マリーゴールドは縁起がいい?
その中でも、オレンジ・黄色のマリーゴールドが圧倒的に多いです。
ヒンドゥー教徒にとって、マリーゴールドは、生命や永遠、健康そして繁栄などの象徴として縁起の良い花として、考えられているそうです。
Wikipediaによると、
マリーゴールドは聖母マリアの祭日に咲いていたため「マリア様の黄金の花」とも呼ばれている
と記載されていました。
また、メキシコで秋に盛大に行われる「死者の日」の祭典では、好んで使われる花の一つでもあります。
日本でも、公園の花壇など、身近な場所で見かけます。
丈夫で開花時期が長く、栽培し易いことが花壇のお花として人気の所以です。
また、害虫を寄せ付けない働きもあり、農作物の畑の側に植えられていることも。
色の華やかさもですが、花自体が丈夫で人にも有益なところが、世界で愛されてる理由でしょうか。
花の用途
これら、大量に売られている花は、ヒンドゥー教の祈りの儀式(プージャ)で神々への送り物として、お供えします。
それ以外にも、結婚披露宴や祝事の時には装飾品として利用されます。
結婚披露宴では、新郎新婦が花の首飾りを交換する儀式があるそうです。
ジャスミンの花輪は、香りが良いことから、髪の装飾として普段から利用されます。
(ジャスミンの花 驚くほどいい香り)
プージャは日常的に行われる事なので、お供物となる花はスーパーマーケットでも売られているのですね。
シンガポールのリトル・インディアでは、
- ゴールドを買う
- マンゴーを買う
- カレーを食べる
しか体験していないので、もう少し他の部分にも目を向けてみます。
それにしても、神聖な神々に近づくには、欲にまみれすぎ💦だったかしら・・・