それにしても、すごい雷だね・・。
そう、シンガポールは雷多いんだよ。
年間の平均雷日数は約176日。
2日に1回は、雷が鳴っている計算ですね💦
シンガポールの日本領事館のサイトにも、雷雨の時の注意事項がしっかり出ていました。
とにかく雷が多いです
あまり知られていないかもしれませんが、シンガポールは雷が多いです。
スコールがあることは知っていても、そこに雷も伴っているとは・・。
シンガポールには、MSS(シンガポール気象サービス:Meteorological Service Singapore)という、天候と気候に関する政府の機関があります。
そのサイトを確認すると、シンガポールの年間平均雷日数は、約176日(チャンギ気候ステーション)。
ほぼ2日に1回は、雷を聞いている計算になります。
(私が住んでいる場所では、そこまで多い感じはしないですが・・。)
雷雨が多くなるのは、モンスーンの季節。
4〜5月・10〜11月で、年間の雷雨の約半分は、この時期に集中します。
実際、青空だったのが途端に雷雨というのも珍しくありません。
13:28 真っ青な青空
13:43 急に雲が広がり・・
その後は、大粒の雨
雷雨は熱帯地方に多い
MSSのサイトに、雷雨が発生する仕組みについて、書かれていました。
暖かくて湿った空気が上昇すると、それば冷えて凝縮し雲となります。
さらに暖かくて湿った空気の上昇で雲は大きく発達していきます。
この循環は、熱帯地方で雷雨がより多く形成される要因となります。
シンガポールの雷、世界一多かったりするんじゃない!?
なんて思って、調べてみると、世界で一番の雷スポットは、ベネズエラ北西部のマラカイボ湖。
夜間の雷雨が年間、約297日発生するそう。
世界の雷スポットベストテンもあったのですが、赤道直下のコンゴ民主共和国やコロンビアが入っていました。
上には上がいました。
残念(?)なことに、シンガポールは世界のベストテンから外れていました。
雷発生時に注意すべきこと
実際に雷が発生した時には、何をどう注意するべきなのでしょう?
MSSが簡単なパンフレットを作っていました。
ダメなこと
- 水の中やその近くにはいないこと(海やプール)
- 電化製品の使用は最小限に抑える
- ゴルフクラブなどの金属は持たない
- 背の高い木や、テントなどの小さな物を避難場所としない
やっていいこと
- 屋外活動は、雷が最後に聞こえてから30分以上経過してから
- 家や車の中への避難
シンガポールの日本領事館のサイトにも雷に対する注意が出ています。
MSSの注意内容の他に、家にいる場合には以下の三つも注意するよう書かれていました。
- シャワーを浴びたり、お風呂に入らない。配管や浴室の取り付け具は電気を通します。
- 緊急時を除いては、コードがついた電話は使用しない。コードレス電話や携帯電話は、安全です。
- コンピューター等の電気製品のコードを抜く。全てのエアコンをオフにする。落雷による急な電気の上昇は、電化製品に大きな被害をもたらします。
気候の話ついでに気温についても
シンガポールの日中の気温は、ほぼ毎日30°Cを超えます。
それでも、東京の夏より過ごしやすい気がしています。
7月の気温を比較してみました。
2021年7月 |
シンガポール |
東京 |
平均気温 |
28.6° |
25.9° |
平均最高気温 |
31.8° |
30.3° |
平均最低気温 |
23.3° |
22.9° |
平均・最高・最低気温全て、シンガポールの方が温度が高かったです。
そんな中、これは・・・と思ったのが、以下の数字です。
2021年7月 |
シンガポール |
東京 |
最高気温34°C超の日数 |
0日 |
6日 |
最高気温が東京の方が高い日が6日もあったんです。
突出して暑い日があるので、それが記憶に残り、東京の方が暑かった印象なのでしょうか。
それにしても、日本のニュースで使われる、「危険な暑さ」は、言葉が恐ろしいです。
最後、気温の話となりましたが、8月は日本も雷に注意の季節です。
雷雨の時は、あまり外出せずに、建物の中で過ごすことに致しましょう。