真の(?)タピオカデザートに驚いた

シンガポール食
トゥ
トゥ

これは、私が注文したもので間違いないのかしら?

 

小さい粒々を使った、タピオカココナツミルクデザートを注文しましたが、想像していたものとは違うものが来てしまいました。

タピオカを分かったつもりでいましたが、まだ分かっていなかったということですね。

タピオカといえばドリンク

タピオカと聞けば、今は台湾のドリンクを思い浮かべる人がほとんどでしょう。

 

ミルクティの中に、茶色い寒天のようなボールが入ったドリンクです。

新型コロナが流行り出す前の年には、日本ではタピオカドリンク店が増えていったと記憶しています。

アジアンスイーツでタピオカ

タイや中華のデザートでも、タピオカはよく出てきます。

そんな中でも私が好きなのは、ココナツミルクに小さなタピオカパールが入った、デザートです。
一緒に、角切りにしたマンゴーなどの果物が入っているものも良し。

 

シンガポールでももちろん食べました!

Ah Chew Desserts 阿秋甜品

中華風のデザートをたくさん置いているお店、Ah Chew Desserts 阿秋甜品です。
以前は観音堂の近くにお店がありましたが、どうやらそちらは閉鎖となったよう。
現在は、ノベナにある店舗で営業しています。

(スイカとメロンのサゴ)

(メニュー)

Tong Shui Desserts 糖水

Tong Shui Desserts 糖水は、チャイナタウン People’s Park Centerの2階にあるお店。

 

レッドルビーを、ピンク色をしたグレープフルーツのルビーと思い込んで注文。

(マンゴーとレッドルビーとココナツミルク)

 

このココナツミルク、目の前に置かれた時は、メニュー写真とは違い真っ白なかき氷。

 

かき氷を頼んだ覚えはないのだけれど・・
と思っていましたが、よく見れば底の方にそれっぽいものが入っていました。

 

自分が注文したものに間違いはないことが分かりましたが、ピンク色の何かは、どうみてもグレープフルーツではありません。

 

一口かんでみたところ、食感はツルッとしていますが、シャキッとした歯応え。
味も、グレープフルーツではありませんでした。

その場で調べてみると、レッドルビーは、クワイの実で作られたタイのデザートでした。
実の周りを赤く色付けした片栗粉でコーティングしたものだそうです。

タイで生まれたデザートのようです。

 

タピオカの正体はお芋

タピオカ、タピオカと言っていますが、その正体はというと・・

熱帯で栽培される芋、キャッサバ芋(ポルトガル語:マンジョカ)です。

 

芋を粉にして、機械を使って丸く成形し、それをタピオカパールと言っています。

ドリンクで使われるタピオカパールは、本当にパール粒ほどの大きさのものですが、デザートで使われるタピオカは、粒が小さくて色も白っぽいのです

 

ドリンクに使われるタピオカにはカラメルなどで着色がなされ、その茶色い粒は直径が大きいものが多いです。

ココナツミルクのデザートに入っているタピオカは、透明に近い白で、粒の大きさもとても小さいです。
小さい粒のタピオカパールのことを、「サゴ」とも言います。

 

キャッサバの栽培はとても簡単で、切った茎を土に挿すだけで根がつき、厳しい環境でも育つようです。
食用以外にも、観葉植物として利用されているそう。

うれしくないことといえば、タピオカの栄養素が炭水化物であるということ。(食べ過ぎはダイエットの敵)
あとは、食用にするためには、毒抜きをしなくてはならないと書かれていました。
そして、日本で見かけないのは、生の芋の日本での輸入が禁止されているから。

タイ料理店で出てきたのは

先日、タイ料理を食べに行き、軽いデザートのつもりで、タピオカのココナツミルクを注文しました。

やってきたのがこちらの料理。

トゥ
トゥ

このお芋さんは?
お腹がいっぱいで、こんなにお芋は食べられません。

 

どうやらこちらのお店の「タピオカココナツミルク」は、芋そのものを指しているのでした。

お店によっては、自分のイメージする名前が同じ「タピオカココナツミルク」と違う場合があることがわかりました!

 

次回からは、必ず確認してから注文をしようと思いつつ、

トゥ
トゥ

タピオカは芋なんだな〜

と認識したのでした。

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