羽子板の羽のような種子を持つフタバガキ(二葉柿/双羽柿)

フラワー

道路に落ちているんです、気になる種が。

調べてみると、フタバガキと出てきました。

シンガポールの道路に落ちていたら、一瞬足を止めて「へー、これか」と、見てください。
この種子、開花は数年に一度らしく、当然ながら種子も毎年見ることができないらしいので。

道路に落ちている気になる種

羽子板の羽のような形をした種子が、道路に落ちているんです。

トゥ
トゥ

初めて見たわ

木も見たいのですが、背丈が高すぎて、どうなっているか全然わかりません。
スマホでは、ズームにしてもこれ以上は難しい・・。

 

そして、道路だけでなく、テニスコートにも結構落ちているんです。

この種で、ボールがイレギュラーバウンドに。(コートの中には、こんなに沢山は落ちていません。)
こちらの木も、同じように背が高く、全く様子がわかりません。

トゥ
トゥ

この木は一体なんでしょう?

調べてみると、フタバガキ

調べてみると、フタバガキ(二葉柿/双羽柿)と出てきました。

厳密に言うと、フタバガキは科で、その科の中に、何100という種類があるそうです。
私がここ、シンガポールで見るのは、フタバガキ科のAnisoptera megistocarpa

 

柿の木と似ているところからこの名がついたらしく、特徴として以下のことが上げられていました。
(ウィキペディア:フタバガキ科)

  • 種子:羽子板の羽のような形(2枚羽と5枚羽がある)
  • 葉:葉脈が明確に見える「異圧葉」光合成を効率的に行う)

  • 樹木:高さ30m以上に成長し、樹形はまっすぐ
    日本ではその木材を、ラワン材と呼んでいます。

  • 開花:数年に一度
    JIRCAS(国際農林水産業研究センター)と九州大学の研究で以下のことがわかっています。

一定の乾燥かつ低温の状態(9か日平均気温が25.7°C以下かつ日降水量が182mm以下)が起きたときにのみ、9~11週間後に開花遺伝子が発現し、一斉開花に至る

種子は少しでも遠くへ飛ばすことを目的としているのだと思いますが、なかなか遠くへは飛ばなさそう・・と思ったりもします。

60mもの高さからなら、少し離れた場所に落ちるのかしら?

木に付いている様子は見れなかった・・

トゥ
トゥ

花は見れなくとも、このプロペラのついた種子がどのように木に付いているのか、見る方法は無いかしら?

近所の公園で、空中に歩道が作られているところがあります。
そこなら、もしかして木の上が見れるかも?と思い出かけてみました。

サザン・リッジス

 

残念ながら、フタバガキは見つけることは出来ませんでした。
それでも、下界を見下ろす(?)気分になれたり、

 

コアオバトが木の実を食べる様子が見れたり。

*「Google レンズ」というアプリを使って、鳥を検索しています。

 

外食が一切出来ない生活になってから1ヶ月、ちょっと気分転換になりました。
621より、2人までの外食は可能になりました! 嬉しい!)

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トゥインクル シンガポール上陸
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