
そのままキャッシュで置いておくのもつまらないね
DBSの、digiPortfolio なるものを買ってみることにしました。
この投稿では、digipPortfolioの概要を。
中身については、次回の投稿。
まとめるのが難しかったので、二回に分けて投稿します。
DBS digiPortfolioとは?
digiPortfolioは、DBS(シンガポールの銀行)が提供する、ロボットアドバイザーを使った投資一任の自動運用のプラットフォームです。
複数のETF(上場投資信託)で構成されるポートフォリオ(投資商品の集まり)を、それぞれの個人に合わせ、専門家チームがロボットテクノロジーを使って運用します。
リバランスやモニタリングなどのプロセスは自動化。
コストを抑え、効率よく運用することを目指しています。
ポートフォリオ(Portfolio)概要
ポートフォリオの種類
digiPortfolioの種類は二つ。
- Global Portfolio(グローバル・ポートフォリオ)
- Asia Portfolio(アジア・ポートフォリオ)
グローバル・ポートフォリオは、4~6本のETFを保有し、世界市場に分散投資。
アジア・ポートフォリオは、アジア市場(シンガポール・インド・中国)での分散投資を目指しています。
リスクレベル
この2種類のポートフォリオは、リスクのレベルでさらに3つに分かれています。
リスクレベル |
リスク許容度 |
株 |
債券 |
現金 |
コメント |
2 |
低い |
20% |
75% |
5% |
冒険はあまりしたくない |
3 |
中程度 |
55% |
40% |
5% |
中位 |
4 |
高い |
80% |
15% |
5% |
リスクも高いがリターンも大きい? |
リスクレベルの違いとは、株式の保有比率の違いのことです。
一般的に、値動きの大きな株式はリスク資産となるので、株式の保有比率が高い方が、リスクレベルが上がる・・となります。
もちろん、リスクを取ると言うことは、良い時のプラスが大きいと言うことでもあります。
digiPortfolioでは、2つのポートフォリオと、3つのリスクレベルのかけあわせ、6種類の商品を選べぶことが可能です。
費用
このポートフォリオを持つのに掛かる費用です。
購入時/売却時 |
無料(お金はかかりません) |
信託報酬 |
0.75%(購入額が多い場合、0.85%) |
信託報酬は毎年掛かる運用のための費用です。
%は年率です。
*購入額によって信託報酬額が上がるものもあります。
購入最低金額
それぞれのポートフォリオは、異なる通貨で運用されています。
グローバルは米ドル、アジアはシンガポールドル。
購入も、米ドルとシンガポールドルが必要になります。
- USD1,000 グローバル・ポートフォリオ
- SGD1,000 アジア・ポートフォリオ
投資適格者かのチェック
リスクが高いと認識されている商品については、購入時に、購入者が適切な知識があるかを、アンケート形式でチェックされます。
そのアンケートとは、Customer Account Review(CAR)。
グローバル・ポートフォリオは、CARが必要なポートフォリオです。
パフォーマンス(リターン)推移
過去のパフォーマンス(リターン)推移です(2021年9月末データ)。
グラフの線は、直近ではもっと下がっていますが、長期目線で見れば、右肩上がりです。
下落したタイミングを我慢できるならば、キャッシュで寝かせて置くより可能性はあります。
【Global Portfolio】
(Data:DBS 2021年9月末)
グローバル・ポートフォリオについては、米ドル建てなので、シンガポールドルへ変換したパフォーマンスも記載されています。
【Asia Portfolio】
(Data:DBS 2021年9月末)
続きは次回。
ポートフォリオの中身と、直近のリターンなどについても触れたいと思います。