シンガポールから日本へ帰国 自宅待機の顛末

日本帰国

シンガポールから帰国し、無事自宅待機を終えました。

 

ワクチン3回接種済みケースでの、日本入国後の待機に必要だったことをまとめています。
知らずに失敗したこともあったので。

それにしても、3月に入ってからの日本入国で助かりました。
実家(待機場所)まで、公共交通機関を利用出来たのは大きかったです。

日本の水際措置(対シンガポール)

2月の終わりに、日本政府は水際措置の変更を発表しました。

 

シンガポールから帰国したケースでの、大きな変更は、

  1. 強制待機後の自宅待機が不要になった
  2. ワクチン3回接種済みの場合は最初から自宅待機が可能となった
  3. 帰国当日の公共交通機関を利用した帰宅が可能となった

の3点。

この発表があるまでは、ホテルで缶詰生活を送り、その後の待機場所へ行くのは、「帰国者専用のハイヤーサービス」を利用する・・と考えていました。

それが、だいぶ緩和されたのです。
おかげで、覚悟していた4万円近い出費を免れました。

 

公共交通の利用については、以下のような但し書きがあります。
入国時の検査から24時間以内に移動が完了し、かつ自宅などまでの最短経路での移動に限ります。

待機のスケジュール

待機のスケジュールは各状況に応じて、以下のようになっています。

検疫所指定先での待機

自宅待機

自宅待機+
自費PCR検査

到着日

待機場所登録
(検疫所が定めた宿泊先)

待機場所登録
(自宅など)

待機場所登録
(自宅など)

Day1

健康観察

健康観察

健康観察

Day2

健康観察

健康観察

健康観察

Day3

健康観察
PCR検査(施設内)

健康観察

健康観察
PCR検査(自費)

Day4

PCR検査の結果が陰性であれば
待機終了

健康観察

PCR検査の結果が陰性で待機終了の
お知らせを貰えば待機終了

Day8

待機終了

どのパターンでも、PCR検査の結果が陽性となったり、機内における濃厚接触者特定となれば、当然待機解除とはならず、引き続き健康観察が続きます。

待機時に行われること

待機の最中は、日本入国時にインストールしたMySOSアプリを使った、健康観察が行われます


(厚生労働省 入国者健康確認センター)

 

具体的には、

ビデオ通話による居場所確認
マスクを取った状態で顔をカメラに写します。30秒間の通話です。

現在地報告
アプリトップ画面の「現在地報告」ボタンを一度クリックします。

健康状態報告
アプリトップ画面の「健康状態報告」ボタンを一度クリックします。
自分そして一緒に過ごしている家族に熱が無いか、また、風邪のような症状は無いかのアンケートに答えます。

この三つを行います。

 

この確認と報告作業は、隔離期間中毎日続きます。

待機期間中の健康観察

待機期間中は連絡がある度に、MySOSアプリを開き操作を行います。

 

到着日
帰国日当日は、待機場所に着いた後、待機場所登録ボタンを押します
すると、予め登録していた待機場所の住所が、「本日の待機場所」として表示されます。

Day1
入国管理センター側での待機のチェック体制が整えば、アプリトップ画面の「待機最終日」が表示されます。
観察はここから始まります。
私の場合、Day1の朝からではなく、お昼を過ぎた時間からでした。

Day2
待機解除のための検査のご案内というメッセージが届きました。

(厚生労働省 入国者健康確認センター)

待機3日目にPCR検査を受け、陰性証明を提示し、「待機解除」の連絡を受ければ、その後から待機が解除となります。
健康観察の3つに随時対応。

Day3以降
健康観察の3つに随時対応。

Day4
陰性証明書をアップロード
夕方、受理した旨のメッセージが届く。
合間に、健康観察の3つに随時対応。

Day5
MySOSアプリのアンインストール

 

私のケースですが、3つの健康観察の連絡は、以下のような時間帯にかかって来ました。

午前中(9時台)  :居場所確認ビデオ通話
午前中(11時台):健康状態報告
午後(ランダム) :居場所確認ビデオ通話
終日(ランダム) :現在地報告

待機解除のためのPCR検査

Day2の朝、待機解除の条件となるPCR検査の案内が来たので、検査を受けに行くことにしました。

(厚生労働省 入国者健康確認センター)

 

PCR検査が受けられる場所は、以下サイトで紹介されています。

自費検査機関の検索

私は、木下グループPCR検査センターを利用しました。唾液検査です。

ここを選んだ理由は、羽田空港でのPCR検査も実施しており、陰性証明書に間違い(記載項目不足など)が無いこと、そして何より、検査費用がリーズナブル
なんと、2,300円で受けることができるのです。

 

こちらは、羽田空港や東京のターミナル駅を中心に、感染予防を目的としたPCR検査を専門として行っている団体です。
なので、具合が悪かったり、熱があるなど医療を目的としたPCR検査は受け付けていません

検査結果は、24時間でわかります。

 

【申し込みから一連の流れ】

  1. ネットにて申し込み
  2. 認証メール受領 ←from 木下グループ
  3. メールに表示されているクリック認証を実施
  4. 受付完了メールの受領 ←from 木下グループ
  5. 誓約書・同意書の事前登録
  6. 検査会場へ
  7. 受付と支払い(現金不可)
  8. PCR検査(唾液採取)
  9. PCR検査結果の受領 ←from 木下グループ

 

検査結果が陽性だった場合、事前の誓約書で記載する、陽性の際に受診する医療機関で診てもらうこととなります。

 

*PCR検査会場までは自家用車などを利用します。

晴れて

結局、私の自宅待機は5日間となりました。(5日目の夕方から解除)

何故かというと、検査結果を提出するタイミングにより、解除される時間と解除となるきっかけが異なっているにもかかわらず、それを知らずにいたからです。

 

日本帰国時に渡された資料には、陰性証明書を提出した後、「待機解除」のお知らせを持って解除と書かれていたので、提出した証明書が受理された後も、解除の連絡を待っていました。

(厚生労働省 入国者健康確認センター)

提出後、1日経っても連絡がなければ問い合わせるようにと記載があったので、e-mailの問い合わせ先に状況確認のメールを出しました。

すると、そこからさらに半日ほど経過したところで、待機解除となる旨の返信をもらったのです。

 

後から見つけた、陰性証明の届出マニュアルによると、Day4以降の検査結果の届出の場合は、「待機解除」の文言をもらわずとも解除となるようです。

陰性証明書提出日時

解除のタイミング

Day3 18:00までに届出

確認・受理された場合「明日から待機解除となります。」との通知が当日中に届く

Day3 18:00以降に届出

翌日の確認・受理となりますので、Day4に「本日から待機解除となります。」と通知が届く

Day3 に受けた検査結果をDay4 18:00までに届出

当日中の受理通知で待機は解除

Day3 に受けた検査結果をDay4 18:00以降に届出

翌日(Day5)の受理通知で待機は解除

参考:厚生労働省 入国者健康確認センター

 

コロナ禍、入国ルールにも随時変化がある中、確認する方もされる方も労力を強いられます。

ヤキモキしながらも、なんとか待機生活も終わりとなりました。

 

さて、あとは現在の我が家のトッププライオリティ、住む場所問題です。
これについても、近いうちに投稿したいと思っています。

 

* 次回の更新はお休みします。

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