会社へ退職報告するタイミングって？
会社を辞めると決めた後、上司への報告タイミングやその話す内容は人それぞれ。 私の場合、コロナの影響で退職半年前の報告となりました。 一般的なケースより随分早い報告になりましたが、退職に向けた準備がしっかり出来て良かったと感じています。
但し、その際には退職日と最終出勤日を同時に伝えましょう！
会社を辞めよう
退職理由はシンガポールで夫婦一緒に生活するためでした。
主人の仕事のクライアントがシンガポールの会社だったことから、シンガポールへの出向の打診がありました。どうやら辞令は４月１日付けのよう。
上司への報告はいつ？
一方、私の状況はというと・・・ 勤続１０年以上ということもあり、グループ内の仕事をかなり広い範囲で担当していました。となると、社内規定の１ヶ月前報告では後任者探しと引継ぎはムリ！と考え、３ヶ月前の上司への報告を決めました。
民法では退職日の２週間前までの退職申出でよいとなっていますが、社内規定では１ヶ月前というのが一般的かもしれません。 強制力があるのは民法の方なので、２週間前までの届けで実際は問題はないらしいですが、円満退職を望むなら社内規定は守りたいところです。
いざ報告！
上司への最初の声かけです。（ご相談があるので、ちょっとお時間いただけますか？）こんな感じ？
タイミングよく、毎年行われる上司との面談の機会が２月に訪れました。 ここしかないでしょう。面談の最後に切り出しました。
驚きつつも、その退職理由から承諾を得ました。あとは上司に任せ、私は引継ぎ準備の開始です。
新型コロナウィスルでまさかの退職時期リスケ
同じ頃、新型コロナウィルスが世界中で感染が拡大しつつありました。 シンガポールでは３月２４日に外国人の入国が全面禁止となりました。 当然、主人の出向は保留となり、出向時期不明のまま日本でのステイホームが始まりました。
この時点でまだ退職届は出していなかったので、退職時期の延長を打診しました。
後任がまだ決まらず、承諾してもらえました（ほっ）。シンガポールの職場閉鎖期限が６月に延長になります（６月出向はもうムリ・・）。先の状況が全く分からないことになりました。
となると、退職時期をもっと後ろ倒しにしてもらうしかありません。そこで、よもやの退職時期の再延長を打診。
コロナ禍で採用面接もほとんど進んでおらず、再び承諾されました。 こうして、退職報告から約半年後の退職日が決定しました。こうして、来るべき日に向け、黙々と引継ぎ資料を作成していったのでした。
早めの上司への相談は👍
結果的に、私の退職報告は半年前となりました。
辞める理由や上司の性格などにより状況は異なると思いますが、早い時期の報告は、私にとっては引継ぎに向けた資料準備の時間がしっかり取れたこと、会社にとっては後任選びの時間があったこと、それぞれにメリットはあったと思います。 辞める側にとっては、退職日が決まってしまうと、仕事に対するモチベーションの維持が難しくなる局面もあるかなと感じましたが、「立つ鳥跡を濁さず」自分の後始末は自分できっちりを目指し、円満退社を向かえましょう。
新たな出発をするために！
最後に反省点
退職についてはいつ報告しようか悩みましたが、退職日を告げる際には最終出社日についても話をすることが必要でした。 後任が決まらないと引継ぎが出来ないし・・と、有給休暇の取得にためらいがありました。その結果、会社の予定に合わせた最終出社日となってしまい、大量に残った有給休暇とは泣く泣くさよならすることに。
幸いだったのは後任がとても優秀で、引継ぎ期間中に少しお休みをとることができたことです。
